玖珂鉱山 見学 その6

こういう部分を見ると明延鉱山の坑道を思い出しますね。
ほぼ、原型そのままです。

散々坑内をうろつき回った後
最後の広間に到着しました。
ここで説明板を見た瞬間
自分が完璧にアトラクションをしくじっていたことに気付きました。

かな〜り、がっくりしながら出てきました。
選鉱場最上段の出口。

いやー。
途中でおかしいなとは思っていたんですよね。
何回も確認しているうちに墓穴掘ってましたね。
スクラッチしている場所がおかしい事に早めに気づいていたらこうはならなかったのに。
やっぱり自己暗示は怖い。
いや、それ以前に落ち着いて説明を理解してからトライしろと。
という事で見事に失敗して入口に戻りました。
小学校高学年レベルのアトラクションに失敗したというダメージが大きかった。
方位磁石はそのまま記念品としてもらえるという事でありがたく頂いてきました。
その後、売店に行き、鉱山で働いていた詳しい方はいらっしゃいませんかと尋ねたところ
このテーマパークの内装整備などを実質的に作ったという元鉱山マンの方がいらっしゃいまして
選鉱場のお話など詳しい事をお聞きすることができました。
選鉱場は5段のレベルに分かれていて
一番上の1レベル(EL115m)にはハイドロコーンクラッシャーがあった(ジョークラッシャーもあったかも)
2レベルには貯鉱庫を繋ぐベルトコンベア
3レベルにはロッドミルとボールミル
4レベルには比重選鉱機が8台くらい並んでいた
一番下の5レベル(EL80m)には精錬所に送る前の貯鉱庫
という構造だったらしいのです。
この選鉱場で品位70%のタングステンが精製されていました。
金は生野
タングステンは大阪の枚方、豊中・京都の宇治、亀岡等
銅は佐賀関
の各精錬所に送られていたそうです。

ご自宅に戻ればたくさんの資料があるという事だったのですが
取り合えず今ここに在るのはこれだけですと見せて下さったのは
比重選鉱機の写真でした。
この写真だけではウィルフレーテーブルなのかジェームズテーブルなのかは判りませんが
神子畑選鉱場で何度も目にした機械です。

選鉱場跡地を見事に使いきって生まれたテーマパーク
美川ムーバレー
観光坑道ではありません。
ここはもう完全に鉱山とは別の楽しいイベントスペースとして生まれ変わったのです。
私が帰る頃には平日にもかかわらず家族連れが砂金採りにトライしたり
お客さんは割とくる様子でした。
生まれ変わった鉱山跡地
玖珂鉱山は元気な姿を見せてくれています。
タングステン鉱山・玖珂鉱山の見学は終始楽しい気持ちで回れた
気持ち良い見学ができる場所でした。
(アトラクションには敗北しましたが・・・)