神岡鉱山見学 その5


学校もありました。校庭の遊具に紛れ、真新しい石碑がありました。
「学校跡」までが車両安全通行区域です。その先に進むとアスファルトが割れて
急勾配になり砂利が浮いていて車で進むことは危険です。
自分はここで浮きアスファルト踏み抜きという罠にかかり、15分くらいスタックして
おりました。


選鉱場入り口です。この先が鉱山施設で稼動していない地域です。
鉱山町ひとつが丸々山中で遺棄状態でした。


鉱山の情報を取るために神岡町役場に出向き、観光振興課にいきました。
「写真を撮りたいので産業遺構を教えて欲しい」というとあっさり教えてくれました。

現在住民がいない地域ということで「栃洞」を教えていただきました。
そこはさっき行ってきたんだよとは言えず、他の場所を聞き出しましたが
施設敷地内ということであれば多数の遺構もあるのですが、神岡鋼業も最近
敷地内への進入が非常に増えていて保安上困っているとぼやいているらしく、
今回の探索は諦めました。地元の写真家の方が出している写真集を見せて
もらいました。

 
鉱山資料館もありましたが、こちらの資料館は内容に乏しく資料も少ないため
評価はDです(笑)。


資料館の裏から神岡の町を見ました。沸き立つ雲の向こうが富山方面です。
神通川は午後の日差しにきらきらしていました。
WTCの崩壊を口にする人も見ず、私は静かに神岡から引き上げました。