神岡鉱山見学 その3

地図で見当をつけていた地区に車を進めます。途中で林道があり、車を降りて
道を確認していると、朝早くから犬とお散歩中のお年寄りが颯爽と現れました。
「山○○か?」
「は・・?」
山登りかと聞かれていたのに気づくまでに10数秒かかりました。方言が..。

少し話して、道がわかったのでそのまま進みました。
とにかくどんどん高度を上げていきます。道はどんどん細くなります。


ふいに視界が開け、沼沢地にも似た広い泥土の堆積場が現れました。


後で役場で確認した所によるとやはり神岡鉱山の堆積場でした。
今も某大新聞の記者が張り付いていて、水質がどうだ、現場がどうだと
難癖をつけ続けているそうです。
イタイイタイ病は第一次から第七次訴訟まで515人の患者に親会社である
三井が保証を行い、現在も土壌と水質汚染の復旧に尽力しています。
過去の過ちを償う姿勢を見せている会社と自治体。償いを口で言うだけで
何も実績をあげないものと同列に出来ません。
何も被害を受けていない部外者があれこれ口をはさむ必要などないことです。

 
地図どおりに進むと道の横に鉱山が全盛期を迎えていた頃から最近まで
使われていたであろう建物が現れ始めます。

 
写真の左側が全部、草生していますが社宅なのです。

 
公共施設です。銭湯でした。