犬島の夏 その1

2002年7月に、遺構を舞台に新劇が開催されるという犬島に
またまた行って来ました。

土倉や白石で、あんなに夏と冬で表情が違う遺構に驚き、
夏の風景も欲しくなって行く事にしました。

今回は一眼レフ使いのお友達も、道中、拉致していきました。


朝の宝伝港横のパーキングから犬島を見て煙突を確認します。
大変よいお天気です。

二回目の訪問なので気持にもゆとりが有ります。
新劇が開催されるというからには遺構周辺は色々騒がしく
なっている事でしょう。

船で7分。海水浴の家族連れも居ます。
そしてあちこちに新劇関係者らしき方々が居ます。


以前と同じルートで遺構に入りました。
扉付き大煙突の前の広場にはでっかいステージ用のパイプが
組まれていました。


海側の三叉路には人通りが激しくなった為に砂が飛び散らかっていました。
タイヤの跡もあって雰囲気は雑然としています。
この場所大好きなのに....。ちと残念。


カラミ煉瓦はひび割れて、でもその表面は朝日できらきらしています。


斜面の倉庫群の広場を挟んで海側です。
600人収容の舞台セット。
しかし資材置き場になっている遺構の一部には煉瓦の崩れも
木々の野積みもあります。
掃除中の雑然さとでも言いますか、今はこの場所のオーラが
消えうせていました。