飯盛鉱山見学 その4


トンネルの中から振り返ると入り口がシルエットになっています。
表の木のサイズを見てもらえたら大きさが判るかと思います。

 
第一層の奥行きはあまりありません。この斜面で行き止まりです。
傾斜は右の写真で見るとおりかなり急です。登るにはちょっと足元が危険です。


周囲を見回しましたが道がありません。段差が大きく、登った人が持ってきて使用した
朽木が立てかけてあったりしますがどうも安全に上ることは出来そうに無いのです。
眼前にあるシックナー。行きたいのにいけない悔しさ爆発です。

 
いけない理由はもうひとつ。私の横には浄化槽で作業する方々が居たのです。
私が登ろうとすると笑って危ないからやめときなさいとやんわり注意が飛んできます。
ごもっともです。実際、かなり年寄りには難しい道です。

選鉱場と小川を挟んで反対側に浄化槽です。ちょっとした谷になっているのです。

 
浄化槽の横から選鉱場を見上げます。
浄化槽の横にも右の写真ような残骸が残っています。

帰り道は作業をしていた方が工場敷地を通っていきなさいといってくれたので楽チンでした。
又、来よう。目の前に巨大遺構があるのに登れないのはチト悔しすぎです。


選鉱場と谷を挟んで反対側の農道からは那賀町が一望できます。
梅や桃の花がいっぱい咲いていた早春の昼下がりでした。