中川煉瓦製造所 本店 その3

第一コーナーの大穴は上に土がたまって重さで
崩れたわけでは無いようです。中に流れ込んでいる土砂も
あまり多くは在りませんでした。

流石にフラッシュを焚かないと何がなんやらわからなくなってきました。
ここは第二コーナーです。
右下に先ほどの第一コーナーの大穴が見えています。

そして各部屋の入口には外からの光が差し込んでいます。

この入口だけ光が真っ青で「回復の泉の部屋か!?」
と、吃驚しましたが(←バカ)雨水防止のブルーシートでした。

 

各部屋を壁で仕切り、煉瓦を焼いては次の部屋に火種を移し
冷めた煉瓦を運び出していた効率の良いホフマン式輪窯。
この中川ホフマン式輪窯は第一次大戦の頃に作られたそうです。

流石に90年近く経って老朽化していますが
30年位前までは現役だった遺構です。