五代松鉱山 最後の冬 その4

足がズボズボと雪にめり込みます。
もともとの道が半分藪になりかけた山道なので
笹が茂って進みにくいです。


夏にはズリ山を登ったので今の場所から見る
風景とは全く異なっていました。


いきなり視界に入ってきた車輪です。
インクラインの一部かと面って近づいたのですが
はっきりしませんでした。


雪の白さに湧き水で錆びて真っ赤になった土壌が
吃驚するほど鮮やかです。


だいぶ上に上がってきました。
サイロが見えています。


さらに崩れがひどくなっている建物。
夏と同じくこれが何の行程を請け負っていた建物
だったのかは不明です。