イワス・原石山 見学 その6
「この山からは彦根の市街が見えるんや。眺望は最高なんや。」
案内してくださった御主人が仰っていた眺望を期待して敷地の端に近づきます。

....んがぁぁ。春霞。
ちっとも見えませんっ!
良い写真が撮れたらお見せしたかったのに
これは全くダメです。うーん残念。

何も無い荒涼とした石灰岩採掘の跡。
緑化しないとみっともないとこの様子を嘆く方もいらっしゃるようですが
私は何故かこの風景が物凄く好きなのです。
風の遊び場。広い広い平地と山の境界線。
人の手が入り、今は自然に戻りつつある、かつての開発の跡。

小さい頃に大好きだった新興住宅地の開発現場の風景に
似ているからなのか理由は自分でもはっきりしないのですが
両親と一緒に散歩に行った風景と幾つも重なってとても心が落ち着きます。

これは道に見えないのですが道だそうです。
この鉱山が現役の頃、この斜面の下の集落に独身者用社宅が
あったという事でみなさんここを上ってきていたとか。
豪雪地帯なので雪の日は下り坂を降りるときに皆で車が
落ちていかないように引っ張りながら下ったとかいろいろな
エピソードを聞く事が出来ました。

感傷に浸りつつ。傾き始めた日を見ながら引き上げです。
また来よう♪今度はお弁当もってのんびりしに来よう♪
家族と来てもいいなぁ♪
案内してくれた方に御礼もしなきゃ♪
なんだかとても心が豊かになってしまった『イワス・原石山』でした。