明延鉱山 大仙選鉱場 その7

中央竪坑から引上げられた鉱石(粗鉱)はこのフロアに来る前の行程で
一次破砕されています。
一次破砕が済んだ鉱石はこのコンベアから流れてくるようになっています。

何台ものコンベアが並んでいます。
その上に散らばるのは崩れた屋根材。
ここは神子畑選鉱場よりずっと崩れています。
神子畑選鉱場は撤去されるその時まで屋根も壁も窓も残っていました。
とても古いけれど少し傷んだ建物であるだけでした。
雪深い明延の地に建てられた大仙選鉱場は
神子畑選鉱場よりずっと早く崩壊が進んだのです。

山側にはコンクリートの壁が高く高くそびえています。
コンクリートの壁の向こうは鉱倉です。
折り返す階段がその高さを教えてくれます。

階段の陰影が儚げです。
その横にあるコンクリートの白さと強靭さがそれを強調している様でした。

建物の外からこのフロアを見るとこんな風に見えます。