ふるさと明延祭り その9


館内が明るくなってから一番奥にある模型を見に行きました。

この模型がもう凄いのです。
ミニチュアがちゃんと動いて坑内作業がばっちりわかるように作られているんです。


大仙選鉱場の詳細図もありました。
この図は別の文献で見たことがあったのですが展示パネルになっていたのが嬉しいです。

貴重な資料を見ていると誰もいなくなった資料館前に軽トラックが一台到着しました。


軽トラックの荷台には坑夫像が積んでありました
今日、明延ドームに出張していた坑夫像です。
今日、一円電車が運行していた広場の横に明延鉱山の石碑と一緒に飾られている坑夫像。
それは地面に固定されているので同じものがもう一つあったようです。


資料館に帰ってきました。


定位置に収まってお疲れ様です。

この像が帰ってきたという事はイベントは終了したのでしょう。
シャトルバスの運転手の方に聞くともう終わりましたという事です。

駐車場の様子を聞くともうお客さんのほとんどは引き揚げてしまったので
空っぽですよと教えて頂きました。

お客さんが私だけだったのでシャトルバスは山の上の私の車まで送ってくださいました。

自分の車でいつもの場所に移動。
日が落ちた明延の街はいつものように静かになりつつありました。




閉山して20年目

鉱山の施設は撤去されることになりました。


明延を思い出す時にいつも頭に浮かぶこの画。

昭和62年3月1日

現在の明延ドームのある場所
明延小学校のグラウンド

降りしきる雪の中の集合写真


20年前の事なのです

当日、購入したDVD 『明延よ永遠に』 の最後には閉山の時の様子が収録されていました。



お祭りがあると聞いたから来たと言っていた大屋町の人
ここが国内一の錫の鉱山であったことを知りませんでした

一円電車を見に来た鉄道マニアの人
鉱山施設にはあまり興味がないようでした

錫を知らない人がたくさん来ていました


その中で私は一人でも多くの人に錫の事を知ってほしいと思って歩いていました

でも大切なのはこのお祭りに来た人が明延を知ってくれる事です
この街の歴史を知ってくれる事です

そしてまたこの街に来てくれる事を願って私はふるさと明延まつりの会場を後にしました。