宇奈月温泉 その10


黒部川で形成された扇状地。
愛本堰堤のすぐ下流にはひろいひろい美しい扇状地の田園風景が広がっています。

「ええ天気やなー(しくしく)」
「今日トロッコ乗る人が羨ましいんやな〜。もう一回乗るか?」
「もうええ・・(しくしく)」
「どこ行きたい?」
「どこでもええもん」
「ほな立山いこか」
「立山で何見るん?」
「砂防」
「勘弁してください」
「砂防砂防砂防砂防砂防とカルデラ博物館、その後王者を見て岐阜に抜けよう」
「王者って??」
「北陸電力の王者・有峰ダムや」

ということでへこむ乗り鉄を横目に自分の行きたいところに向かいます。


立山に向かう前に道の駅うなづきの敷地の中にある、うなづき遊学館(歴史資料館&図書館)に入って見学。
これは立山に69谷ができた昭和44年水害の時に洪水で破壊された愛本橋の一部です。

宇奈月麦酒館には土産の地ビール購入でサクッと買い物だけ。


高速に乗って移動してすぐに立山カルデラ砂防博物館に到着。


博物館入口には見学会で使用するヘルメットが天日干し中でした。
そしてお客さんが多い。

館内に入ってすぐ

「雪崩実験やりまーす。どうぞご自由に参加してください」

このアナウンスにホイホイ乗っかる私。


北海道大学が屋外の競技用スキージャンプ台で五十万個のピンポン玉で
雪崩実験をした時の様子が紹介されているパネルが横にありました。
時速50kmにも達したピンポン玉雪崩は人をふっ飛ばすくらいのパワーがあったそうです。
実際にはもっと凄い雪崩のパワー。

それを可愛らしく体験しようという企画です。
ピンポン玉で雪崩を再現してくれます。

ホントに立山カルデラ砂防博物館は企画展も盛り沢山で資料満載でイベント多くて
近くにあったらもう毎月通いたいくらい素晴らしい博物館です。


という事でエントランスに設けられたこの雪崩専用滑り台の下にカメラを持ってわくわく参加。
長さ13m、傾斜30度の滑り台。
二階でピンポン玉の入ったバケツが山積み。

ピンポン玉一万個で表現される雪崩。
どざざざーーーー。
うぎゃーー!!
わははははーーー
たのしーーー
ぎゃっははは
周囲のお客さんと大盛り上がり。
雪崩のパワーを体感するための実験なのに楽し過ぎていかんいかん。

一応、コンデジで動画も撮ったけどデータがでかいのでとりあえずHDの肥やしにする。


しかしこの実験は片付けが大変ですね。

家族はまたまたここでもすべての映像を見るのだと館内をうろうろ。

しかしここは絶対に一日では見きれないほどの博物館なのです。
砂防だけでも膨大な展示と映像があるのです。
とくに見学応募殺到の立山砂防のトロッコ乗車を映像で体験できるブースは大人気。
とりあえず放置して私はまたまた砂防図書コーナーで文献を読む。

昼過ぎまで博物館で過ごし、その後は通い慣れた有峰林道へ。


素晴らしいお天気です。
こういうときにダム見に来ないとねー。
と、言うと、横でこういうときにローカル線に乗りたいとつぶやく家族。
しらんしらん。

そしてここで有峰記念館に入ったらまたまた資料映像。
何分あるか分からないので止めようとしたけどすでにスイッチを押す家族。
どこまで資料映像が好きなのかと。


王者の美しい姿を見せても感動しない家族に少しぷんぷんしながらも
今回の旅行で行く先々でありったけの映像を見て黒部川の排砂と砂防とダム建設について
それなりに学んだ家族にとりあえず合格点を出したいと思います。

地道に学ばせないと知識にならないで情報で終わってしまうので
また連れて行かねばと思いつつも、
やっぱりダムめぐりは一人かダム仲間とがいいなと感じた宇奈月温泉(ダム)旅行でした。