神農さん その1

2013/11/24 更新


大阪、北浜のオフィス街にも秋の彩が訪れた勤労感謝の日。
普段ははためいていない幟が堺筋にパタパタ。


大阪市内で行われる数々のお祭りで年の最後のお祭りにあたる止め祭りとして
大阪では地味に有名な神農祭です。
お祭りのシンボルの張り子の虎もぶら下がっています。

大阪の道修町は昔から薬問屋の町として有名で
ここを発祥の地とする製薬会社もたくさんあります。
現在も製薬会社の町です。


道修町にある少彦名神社で神農祭は行われます。
毎年11月下旬のこの頃に行われます。

「神農さん」というのはここ少彦名神社のことです。
日本で薬祖神として信仰される少彦名命
中国の医業と薬の神様として知られる神農炎帝をお祀りしているんだそうです。


病気が治りますようにという事で
ビルの谷間の神社には参拝者の長蛇の列。

御神楽付きの病気平癒のための祈祷もあり
これまた大人気。

そして境内の絵馬には具体的な病名が書かれた絵馬がびっしり。
凄く切実で悲しいものもあって
お祈りに来た方のご家族の病気がよくなりますようにとお祈りしたくなる。


そして社務所のあるビルの中には道修町ならではの
「くすりの道修町資料館」というものがあります。


こちらが入口です。
2005年に行った時に撮った写真です。


少彦名神社の沿革の年表。


道修町の神農さんの由来もあります。

いろいろ面白い展示物もあります。
昔の調剤用具とか
薬の製造から販売の流れとか
知らない業界の世界の歴史で面白い。


そして地味にこういうものにはファンがいそうだなという
昭和テイストの歴代薬パッケージやポスターの展示


薬の種類についての具体的な説明もあり勉強になります。