佐世保ぷらぷら その1

2012/8/25 更新

突然ですが九州にやってきました。

以前から狙っていた施設を見学してダムも見て
ホクホク顔の自分はなぜか助手席に座っております。


助手席にいるので高速道路の上から軍艦だって撮れます。
ということでここはどこかというと佐世保です。

なぜ佐世保にいるのか。

それは前日に、ダムマイスター仲間のあつだむ宣言!様から
面白いものがあるという情報をもらっていたからです。

翌日朝一番にそれを見て山口県など立ち寄りながら帰ろうと
突然行った佐世保でビジネスホテルを車の中から予約。

ホテルについて落ち着いてから
日が暮れるのを待って佐世保市内をぷらぷらしに行きました。


佐世保なのでマンホールにも「サセホ」の文字が。
あら。
「させぼ」だと思っていたけど「させほ」なんだろか?

「なんでマンホールの蓋撮るねん」
「地域性があるからや」
「こんなもんに地域性なんかあるわけないやろみんな同じサイズで・・」
「個性豊かなマンホールに向かってなんということをっ」

と、家族と相変わらずかみ合わない会話を展開しながら
人通りの多い方へぷらぷら。


舞鶴や呉と似た雰囲気なのかなぁと思ってやってきましたアーケードで
観光用の地図発見。


現在地、MR佐世保中央という駅付近のようです。

「乗る」
「なぜ」
「佐世保駅見たい」
「なぜ駅」
「見たいから」
「意味不明」

乗り鉄の家族が突然、佐世保駅に行きたいと言い出したのです。
このMR佐世保中央駅というところから乗ると一駅でJRの佐世保駅につくようなので
地図を見るなり突然の発言。

しかし看板を頼りにアーケードの中から見回しましたが駅が見つからない。
ホテルでもらった市街地のレストランなどが記載されている地図を見たけれど
すぐそばまで来ているはずなのに見つからない。


おかしいなーおかしいなーとうろうろしているうちに川に出てきました。
川の方に興味がある私は堤防沿いを海方向に向かって歩き出す。
駅に興味のある家族はひたすら周辺の地形を眺めて駅を探す。


川にかかっていたアルバカーキ橋から下流を見たところです。
すぐそばにはもう米軍基地が。

川の横をぷらぷらしながら南下します。
途中で突然家族が携帯電話を取り出しナビを呼び出して佐世保駅までの距離を測りました。

「あと750mくらいらしい」
「迷う前になぜそれを使わんのか」
「いや、今思い出してなんとなく」

ということでどうしても佐世保駅を見たいらしい家族につきあい
蒸し暑い中、ぷらぷら。


国道沿いにあった三浦町教会という建物。
もともとの岩山の上に立てたのでしょうか。
周囲から一段高い所に立っています。
しかしその岩山のどてっぱらにはアンカー工の法面保護工が。
そういうところばっかり気になる。


到着しました。
JR佐世保駅です。

家族、わくわく顔になるかと思ったら静かでした。

「着いたで」
「うん」
「どないしたん」
「予想と違った」
「どんな予想」
「JRの駅って奈良もそうやけど型が決まってるっちゅーか
どこで見ても同じ個性のない駅ばっかりになってきてるやろ」
「うん。奈良駅も那須塩原駅も越後湯沢駅もそんな感じに見えた。
付帯施設で個性出しているんとちゃうかな」

「ここも同じ没個性の駅かもって思っててん」
「個性がある駅やったらええやんか」
「違うねん」
「意味不明

いったい何を求めてここまで来たのか
理由を聞いても判然としない説明に首をかしげながら
とりあえず中に向かいます。


『新幹線で行く関西は意外と近い』
というフレーズにぴぴっときました。

ふふ。
新幹線で行く九州もいいねー。
フェリーもいいけどねー。
九州、魅力的すぎなので。