花見散歩

2013/5/7 更新

唐招提寺のひろいひろい敷地の一角で
特別公開されているという珍しい花のニュースを見ました。


ゴールデンウィークにお休みがなく
お天気良かったこともあり
これは取り合えず家から出ねばと
ふらふら唐招提寺に向かいました。
土塀の横に咲いているのはヒメシャガ。

唐招提寺は凄い人出です。
老若男女国外国内観光客でいっぱい。
地元なのにほとんど行ったことがありません。

千手観音様は昔本当に1000本手があったという事でやっぱり人気者。
迫力では長谷寺の十一面観音様の方が凄いんですが。

唐招提寺は平坦な空間美がある。
長谷寺はもう背後の山から全部合わせて豪華絢爛です。

ライダー時代はダムよりとにかくお寺を回っていました。
仏像も見ますが基本建物を見る。


ふーらふーらと歩いていると看板を見つけました。
特別公開の花が植えられている御影堂にやってきました。

石段を上がって門をくぐると人でいっぱい。
そしてその横に4m位ありそうなでっかい真っ白な花をたくさんつけた樹がありました。
細い枝の先まではと花が茂っていて地面に近いところまでふんわりと枝が下がっていまする
これが特別公開の“瓊花”という花のようです。


昭和38年に中国仏教協会から贈られたそうです。
国内では皇居とここにしかないとか。


よい香りがするそうですが・・・
んー。
これは意見の分かれ処。
悪い匂いではありません。
私は蝋梅の香りの方が好きだな。

次から次へとアオスジアゲハも飛んでくるし
周囲はほのかに良い香りでなごむはずだが人いっぱい。


人から逃げて敷地のあちこちを散策していると見事な藤を見つけました。
花房の長さ50cmはあろうかという見事な藤が満開♪


藤の花のナイアガラ状態。


花の下にもぐって見上げると何とも言えない素敵な画が撮れました。


最近は綺麗な藤色の藤も少なくなっていて
職場の藤も赤くなってしまって
山藤はあちこちで目にしますが桐の花の色に負けているし
なかなか藤らしい藤を愛でられていなかったので
とても日本的な風になびく藤を見られてほのぼのしました。

ヒスイカズラも見に行きたいですが中々タイミングが難しいです。
荒巻バラ公園もしばらく行っていないなぁ。
今が一番花も緑もきれいな時期ですからまたどこかに花を見に行きたいです。
でもまずはお休みがないとどこにも行けない。

という事で唐招提寺でなごんだ後、ほけほけと家に帰りました。