ホタルイカまみれ
2014/6/20 更新
富山県滑川市に行ってきました。
お目当てはホタルイカです。
胃の中が全部ホタルイカになったかというくらい食べられる
フルコースを頂いてきました。
帰って来てから撮ってきた写真を写真の師匠に見せに行きました。
師匠はホタルイカ大好きなのです。
「こちらのお店で頂きましたー」
「お。ホタルイカ料理フルコースですか」
「いきなり大量のお刺身が出てきたです」
「これ凄い量ですね」
「あぁ、やっぱり富山ではワタをちゃんと抜くんですね」
「他のところでは抜かないんでしょうか」
後で富山の方にお聞きしたところ
内臓には寄生虫がいる事があるため
生食ではワタを吹くのが基本だそうです。
刺身で食べられる地元ならではのエピソード。
「これはよく分からなかったけど煮凝だと思います」
「どのパーツでしょうね」
「白いやつが卵っぽいなと思いましたが
まさかこれがホタルイカの卵ではないでしょうし不明です」
「これが流石、富山って感じの盛でして♪」
「ホタルイカどこですか」
「昆布の間にいるんです」
「こぶ締めですか。凄いですね」
「おいちかったー♪ボタンエビも甘かったー♪」
「山盛りじゃないですか!」
「二人分です」
「酢味噌で食べたんですか」
「はいー。でもこのあたりですでに胃がやばくなってきました」
「こちらは小鍋料理ですね」
「泳いでますねぇ」
「吃驚したのはこれでした」
「油壷?」
「そうそう。テーブルでフライにするんです」
「オイルフォンデュですね」
「こちらが焼き物です」
「これだけ洋風なんですね」
「そして〆はごはんとホタルイカのワタを加工したもの」
「塩からでしょう」
「多分そうだと思います」
「これ、お茶漬けにして食べたんですか!うまそう・・!」
「大当たり。おいちかったー」
「そしてこれがデザートのホタルイカゼリーとフルーツで…」
「それは嘘」
「お腹がホタルイカでぽんぽんになった後、ホタルイカミュージアム行きました」
「あぁ。僕も行ったことありますよ」
「平日なのにそこそこ人が来ていてホタルイカ人気凄いなと思いました」
「ホタルイカについての展示とかすごかったでしょう」
「ホタルイカ博士になれるくらいありましたね」
「あ、これやりましたか」
「やりました」
「水をぴゅーーって出して暴れられました」
「元気ですね」
「お水が凄く冷たくて説明見たら海洋深層水汲み上げているとかで贅沢だなと思いました」
「この注意書きが・・・」
「はい。おなかぽんぽんじゃなかったら確かに食べたくなるかもって思いました。
スタッフの人が帰りに水槽のホタルイカを数えたら数匹少なくなっているとかありそうだなと」
「これはどこですか」
「ホタルイカ食べた後に行った富山新港です」
「ここに不動テトラの新作テトラポッド、テトラ・ネオがいっぱい並んでいたんですよぅ♪」
「造って運んできたんですか」
「テトラポッドは現地で制作するのです。型枠使って現地生産。
輸送コストを減らすために」
「巨大ですからねぇ」
「これだけたくさん並んでいるとロボットっぽいでしょ♪」
「いや・・ぱっと見た感じ、羊ですね」
「え・・ひつじ?」
「メリノー種のヒツジ」
「・・・!ひ、ひどい!そんなこと言ったら・・ホントに羊に見えてきたじゃないですか」
「羊でいいと思います。白いし群れてるし」
「テトラ・ネオ・・カッコいいのにー」
「これは?」
「夜に行ったお店のお刺身豪華盛り合わせー」
「おお。ここにもホタルイカ」
「これは何ですか」
「あんばやしー」
「あんばやし?」
「こんにゃく田楽なんですけどオーダーする時に針をくるくる回す円盤が出てきて
それで出てくる本数が決まるというシステムのお料理だそうです」
「お値段一定でですか」
「はい。それで私、回して12本仕留めた♪」
「でね、でね、日本酒もちびっとなめたの」
「あ!磯自慢じゃないですか!」
「げ!御存知でしたか。それが凄く素敵な香りで美味しかったよと今申し上げようと・・」
「磯自慢は有名ですね。あ!このメニューに勝駒があるじゃないですかっ」
「へ・・・。あ、ここか。よくこんなちっこい字見つけますね」
「勝駒はめったに飲めるものじゃないんですよ」
「うー。えーと・・勝駒…確か去年の9月に富山に行った時に舐めたような・・」
「なんて羨ましい」
「このお店教えてくださった方と師匠だったら酒談議できるだろうなぁ」
「飲めるようになりましょう」
「ぁぃ・・。」
という事で富山で美味い物三昧してきた記録でした。
勝駒と獺祭と磯自慢と正雪めもめも。