HARUKAS300

2020/10/21 更新


大阪の天王寺に来ました。
阿倍野に来たともいう。

阿倍野と言えば今は、あべのハルカスというくらい
有名になった日本一の高さを誇る
上町台地の上にそびえる超高層ビル。

16Fの展望台は無料で入れます。


本日目指しているのは最上階の展望台。
HARUKASU300。

エレベーターの前の案内の方が
「こちらです エレベーターは三菱製です」
と、仰っていたのが一番ぐっときた。
世界最高の昇降機技術をさらっとアピール。


40秒ほどの時間で最上階に到着するのですが
エレベーターの階層表示が素敵でこればっかり撮ってました。


到着した最上階の展望台です。


これ、とてもやりたい。
EDGE THE HARUKASU
ハルカスの最上階で外に出るのやりたい。
ただ、安全帯を装着してのけぞって天地をさかさまに見るのが
ハイライトらしいけど自分は物凄く体が硬いので
そんな姿勢とれないよ…ということで諦める。
とりあえずバンジージャンプよりはこっちの方が数段安全だと思う。


いそいそと景色を見る為に窓際へ。


道頓堀。


通天閣、新世界。


大阪湾方向を見たら咲島庁舎を目印に探すのは港大橋。
世界第三位のゲルバートラス橋最高。


くるくる くるくる木津川にかかる千本松大橋も綺麗に見えました。


木津川を見つけたら大阪が誇るバイザーゲートを探さないわけにはいかないっ!!
と、目を凝らしていたら見つかりました。
緑の木津川水門のてっぺん。


さんざん景色を見て回った後、本日の目的である北摂の山を遠望視。

なんでHARUKASU300に来たかというと
向こうから見えるなら反対側からも絶対見えるやろ!!
の検証です。

◆ ◆


大阪府の安威川ダム建設現場です。

通常、右岸側の展望台から見ますが
この日はダム工学会中部・近畿ブロック主催のwDN at Homeの
打ち合わせで現場のご案内を頂き、左岸側に入らせていただきました。

左岸では地山の上に乗っかる洪水吐部の建設が進んでいました。

洪水吐水路の上から下流側を見たところです。

物凄く巨大な減勢工の壁も着々と出来上がっています。
カッコいい。
すりすりしたい。
レイタンスで顔が汚れてもいい。
いや、施工が綺麗だからレイタンスない。
すりすりなでなでしたい。
ここで
安威川ダム岩盤清掃体験の時から
お世話になっている大林組の方からぽろっと一言。
「ここからハルカス見えるんですよ」
「なんですと?」

足元ばっかり見ていましたがパッと顔を上げるとすぐに分かりました。

日本一の超高層ビル、あべのハルカス。
他のビルと次元の違う高さですぐわかる。


「万博公園の観覧車も見えるんですよ」
「見えましたっ」

「スカイビルは見えないのかなぁ」
「スカイビルはちょっと隠れちゃって見えないんですよね」
「残念…」

「ここからほとんど障害物なしで見えていますね」

「はい」
「という事はハルカスから安威川ダム見えるってことですよね」
「そうでしょうね」
「では確認してきます」

◆ ◆

という事で、本日は“あべのハルカスから安威川ダムを探せ”
という目的で来ていたのです。

綺麗に遠くを撮らねばらないので二代目そにこでは力不足。
デジイチのNikon D7000登場。


ズームでじーーーっと目印を探します。
まず目印の万博公園の観覧車・OSAKA WHEELを発見。
手前にOAPタワーがかなりはっきり見えるので
OAPをまず見つけると方向が定まりそう。


OSAKA WHEELと一緒に見えたのは
大阪の最終兵器、太陽の塔。


地図で確認。
まず近いところからOAPを見つける
その向こうに見えるOSAKA WHEELを見つける。
その奥に見える山の尾根をひたすら探す。


OSAKA WHEELの東側の奥の山の谷間。


ああっ!!
ここだ。
ここっぽい。
多分ここ。


付け替え道路に左岸のアバットメント。
ハルカスを遠望視させて貰った洪水吐の上の構台。
クローラクレーンのオレンジ?
洪水吐越流部の壁?  


安威川ダムのすぐ近くを通る府道46号線高架部分から撮った
2020年5月の安威川ダム建設現場です。

多分、たぶん、ここが安威川ダム建設現場っ!!


ということで
日本一の超高層ビルの展望台から
安威川ダム建設現場を必死で探したレポートでした。

ハルカス、楽しいのでぜひ来てください。

おまけ


展望台高さ比べっこ。
スカイツリーは別世界。