5月大阪 その2


大崎先生(和服)いらっしゃった♪
大変美人なのでいつも前に出るとめろめろして幼児化しちゃいます。
気をつけよう。


会場本体にカメラ禁止のプレートがあるので撮影しちゃダメと思って
カメラしまいこんでいたのですが
大崎先生から撮っていいんですよーってお声がかかり
周囲にいた人ほぼ全員がスマホやデジカメで作品撮りまくる。
なんて開放的な個展でしょう。

雀の字があって地味に嬉しいこの作品。


大崎先生には以前、作品をお願いしたことがあります。
今考えるととんでもなく無謀なお願いでした。

「森と湖に親しむつどい」の最後の全国大会である
MM2008九頭竜湖 真名姫湖サマーフェスタで展示する
「治水祈念」の文字を書いて頂いたのです。

この作品はイベント後に真名川ダム管理所に寄贈させて頂きました。
紙でなく木に書いて頂くという事で墨も紙に書くのとは違う物をご準備頂きました
さらにいくつか組み合わせてお気に入りの伸び(?)が出るように丁寧にチェックされます。
書道家の先生が作品を描かれる様子を
後ろから息を殺してじーーーっと拝見してました。
そもそも芸術家の方の制作風景をこんなに間近で見ることないので緊張しっぱなし。

先生がどれにしようかなーとたくさん出してこられた落款印。
書いた文字のイメージとかレイアウトでどれがいいか選ばれるんだそうで
書道について知識のない自分には全てが未知の世界でドキドキ。

書いて頂いた「治水祈念 真名川ダム」の文字の横にぺったりと落款が押されました様子。

その後、図々しくも大野市の8ダムの名前を書いていただけませんかと
ダム名を書いて頂いた時に、先生のスイッチが入って
だーーーーーっと作品が生まれていく!!
芸術家スイッチ入ったの見て鳥肌立った。
その合間に書いてくださったのがこの「ダム愛好家」のロゴです。

一番上の私の名前入りの作品は名刺に使わせて頂きました。
ありがたいありがたい。
文字は伝達力が凄いから
写真より絵画より心にグッと来ることもしばしば。
先生がご覧になってこの字を書きたいという気持ちになるような
そんな素敵なフレーズはダム関係でないものかな〜と考えていた時に
一番に頭に浮かんだのはこれ。

あつだむ宣言!様こと、ダムマイスター仲間の清水篤様のblog THE SIDE WAY のキャッチコピー。

「コンクリートでしか守れない命がある」

噛み締めれば噛み締めるほどグッと来るこのコピー。

清水様のテキストは基本的にスタイリッシュなんですが
その中でも感動大賞級が2010年年末の記事にあったこの詩です。

アウトライン覚えていたけど全部の正確な文言を覚えていなくて
アドリブで編詩して先日の日吉ダム写真展オープニングイベントでも紹介しちゃいました。

大崎先生の目に留まったらいつか書いていただけるかしら〜と夢想する。


文字の持つ意味
文字の放つメッセージ
おなじ字でもフォントで印象が変わるように
見知った言葉が書になると何倍もイメージが増幅したりする。

新書派協会初代会長の近藤摂南先生の作品を拝見した時に
文字を追うだけで情景がふわーーっと頭に浮かんで
書ってやっぱり凄いなーと思ったことがあります。

組写真で何倍もメッセージを強くするような技を
一枚の書でやっちゃうのですからやっぱり書道凄いなと素人なりに思う。


お越しになった方がみんな自分撮りと一緒に撮っておられたのがこの作品。

慈しまれてます。
文字見ているだけで慈しまれ感が伝わってきます。

心が温もった♪


という事で心が温もったので中之島のバラ園に行く。