江戸川区ぷらぷら その3


貴重な産業遺構です。
きちんと残してもらえていて嬉しいです。


公園にあった説明板です。
この場所はスーパー堤防の上です。
災害時には江東区民、江戸川区民にとって
大切な大切な高台、避難場所となるのです。

排水機場が24時間365日稼働してドライエリアを確保している江東区に江戸川区。
高潮、洪水、災害時に必要なのはとにかく高い場所。
スーパー堤防です。


スーパー堤防の上をてくてく歩いて荒川ロックゲートに到着しました。


平成17年にできたばかりの新しい閘門です。


お昼間は閘室の横に入ることもできると書かれていました。


閘室というのはゲートを閉めて水位を調節する時に
船を繋留しておく二つのゲートの間の部分をいいます。


量水標がありました。
基準になる水位はA.Pなんですね。
Arakawa Peilの略です。


A.Pの基準になるのはこの霊岸島量水標です。


荒川と級中川をつないでいる荒川ロックゲート。
これのおかげで荒川から隅田川まで船の運航が可能になったそうです。


古くから活躍していたのは小松川閘門。
先ほど会ってきた公園に残されている
あの重厚な遺構です。


舟運は災害時には本当に力になります。
道路がダメになったとき海から川からアプローチで来ることはとても大切。

阪神大震災の時に陸の孤島になりかけたアイランドは船が命をつないだんです。