藤原千方伝承地めぐり その3


新しい鳥居の裏を見ると令和元年の文字がありました。
つい最近建てられたもののようです。
なので道も含めて綺麗だったのですね。


ということで千方窟を見て戻ってきました。

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続いてやってきたのはこちらです。
逆柳の甌穴。


説明板を見つけました。
逆柳の甌穴は別名、血首ヶ井戸。
不穏な名前。

由来はなんと
千方将軍が打ち取った敵将の首を放り込んだことによるそうです。


詳しい地図がありますのでこれを撮っておけば安心です。

気になるのはやはり途中にある“床並ダム(千方湖)”の文字。


ここから道が伸びているので気楽に進んでいくと
いきなりイノシシ除けのためだと思いますがゲートが閉まっていたりします。
開閉は自力でしてくださいという事で差し込み錠とロープで施錠されています。


そういうこともあるので
下にあったこのコースの方がたどり着くのに適していると判断。


川沿いの千方古道の入り口です。
県道の横にちゃんと案内看板出ています。


この看板を見落とさなければちゃんと辿りつけます。
ここから徒歩で800m行きます。


まず現れたのは床並ダムの看板。


で、貯水ダムかと思ったら砂防ダムでした。


袖天端には侵入防止フェンスです。


堰堤名は床並堰堤
堤高は8.5m、堤頂長は42.0m
近畿地方整備局 木津川上流河川事務所の管理でした。


こんな感じで川の横を進んでいきます。
足元滑らないように注意が必要。


立派な丸木橋も架かっています。
丸木橋は滑らないようにカニ歩き推奨。


断崖があるなと思ったら節理がとても発達していました。
この辺りは柱状節理、なかなか凄いなと再確認。


川を渡って右に左にどんどん上流に進みます。


あちこちにベニナギナタタケと思しきキノコが
そこかしこに顔を出しています。
しかしよく似ているカエンタケが混じっている可能性もあります。

もし、転んで手をついた先にカエンタケがあったりしたら
皮膚に大ダメージなのでとにかく足元注意で
転ばないように注意して進みました。


斗盞ヶ淵(とさかぶち)に到着しました。


一斗入る盃で酒盛りして盃を洗ったところって…
豪快すぎる。

一斗って約18リットルですから
単純に言って、それ、バケツやん…。