令和5年 帝都の桜 その1

2023/4/21 更新


大好きなゲームシリーズの25周年記念展覧会が大阪で開催され
自分が大好きなキャラに会えるか分からないけどとにかく行かねばならぬという
謎の義務感にふらふらと行ってきました「PERSONA 25th FES」

ムービーで泣きそうになり
企画書に泣きそうになり
美しい設定資料の画に泣きそうになり
パオフゥの姿が見えた瞬間に涙腺崩壊。


というわけで
聖地めぐりのために帝都に行きたい病を無事に発症しました。

三軒茶屋に行く。
風景が変わってしまう前に行かないと。
聖地はすぐに姿を変えてしまうから。
宮下公園がまさにそれだった。


帝都に入りました。
お世話になっているダムマイスター(専門家)のみつはし様と
待ち合わせてまず向かったのはゲームの聖地めぐりと無関係の増上寺。


前回の帝都入りは年末のダムアワード2022でした。
始発で鹿の国を出たのですが予想より時間がなくて
散策をあきらめていたのです。

JR浜松町駅から道中の海抜表記はもれなくチェック。


浜松町駅から増上寺の方向を見るとビルの合間に必ず東京タワーが見えるので
迷うことはないのです。


交差点になんかあるなと思ったら公衆トイレでした。
景観に配慮…とかいうレベルじゃなく完全にデザイン建築物。


一番有名な三解脱門の前に来た時にダブルデッカーが丁度、通りかかるなど。
観光客の方、どんどん増えてきています。


増上寺の境内に入ってこんな影写真をたくさん撮っていました。
春先の影写真、好きなんです。
ぼーっとしてて。


もちろん桜の写真も忘れず撮りました。
雀が蜜をはみはみした後にぶちっ!!とちぎった花が
落下傘のように落ちてくるのを手に受け止めたりしてました。


ご一緒してくださっているみつはし様がお持ちになっていた文献に載っていた
徳川将軍家墓所に向かいます。

増上寺、何でこんなに大きくて有名なお寺なのか
関西人、良くわかっていなかったのですが
葵の御紋の将軍家の菩提寺になっていたのですね。

もちろん、全部の将軍のお墓がここにあるわけではなくて
こちらの「徳川家霊廟」に埋葬されているのは
二代、六代、七代、九代、十二代、十四代の6人の将軍と
二代将軍正室、十四将軍正室であるとの説明板の記述。

全部じゃないのには何か理由があるんでしょう。


あまりの迫力にびっくりしてしばらく足が止まってしまったのがこちらの
旧国宝・鋳抜門。

青銅製ということで緑青の迫力が半端なく凄い圧。


しかもどれだけ微細な意匠なのかと張り付いて愛でる価値があるその表面。
さすが元国宝。
なんで今は国宝じゃなくなったのかなぁ。


昇り竜も見事です。


境内の桜をたくさんの人が愛でています。
桜がぼんぼん咲き始めると浮かれる人がそこかしこに。
このシーズンならではの浮かれ具合でその空気を楽しむ。
桜は良い。


三解脱門と黒門の間に立派な塔があったので
ふらっと近づいて吃驚。


「土木建築殉職者慰霊塔」だということです。
こちらの石碑は新調されたものに見えるくらいぴかぴか。
塔が建立されたのが昭和12年ということなので
この説明の石碑はコピーではと思いましたが不明。


説明の石碑には、胸にぐっと来る内容が記されていましたので書き起こし。

丹那トンネル開通が昭和9年。
難工事の影にたくさんの方が亡くなっています。


塔の上に刻まれていたこのマーク。
旧建設省のロゴととても似ているのが印象的でした。


凄い発見があったなー♪と、増上寺を後にして地下鉄で移動。


到着したのは練馬です。
練馬というと有名な練馬大根が頭に浮かびますが
そこは帝都ということで駅前のにぎわいが鹿の国の何倍も凄くて
大根の気配など感じることができない大都会。


みつはし様に御一緒して頂いたのがこちらのお店。
日本一のダムファンで土木系youtuberの萩原雅紀様の
親族の方が経営しておられるイタリア料理店・Da.Paoloさん♪

萩原様の記事で拝見して、いつか食べに行きたいなーと狙っていたのです。


パニーニ♪パニーニ♪


ジェノベーゼ♪ジェノベーゼ♪♪
めっちゃ美味しい♪


バーニャカウダ♪
オイルフォンデュタイプじゃなかったけどこれも美味しい。

楽しくおしゃべりしながら美味しい物を食べる至福の一時♪