48時間の夏休み その1

2013/9/10 更新


愛媛県の八幡浜港に来ました。

「別府ですか臼杵ですか」

誘導の方に問われて

「臼杵です〜」
「9時40分の便でいいですか」
「(え、今、9時20分!!)間に合いますか乗れるんですか」
「乗れますよ」

フェリー待ちの車列に誘導されるままに車をとめて走り込む乗船券売り場。


大急ぎで乗船申込用紙に記入してチケット購入。


フェリー慣れしていないのでまごまごしながらも無事に乗船券を購入して
車に戻ると前に並んでいた車がもう全部船に乗っていてぽつんと愛車残されている。
きゃー。


大慌てで乗船してほっと一息。


短い時間なので一等客室などは確保せずに甲板に移動。


出港しました。


長い長い佐多岬半島を眺めていると立派なアーチ橋とか見える。

帽子を吹っ飛ばされそうになったので二等船室に移動。
お客さんは割と少なかったのでワンブロックに一人くらいの割り当て。
夜中から車を走らせてきたのでとりあえず寝る。


「九州行きたい」
「別府行きたい」
「有名観光地という物も見てみたい」

と、仕事疲れでぶつぶつ口にしていて
自己暗示をかけて
自由になる48時間の休みで九州行って帰ってくる事は可能か
自分に対する試験として突然家を飛び出してきました。

耳川に最もアクセスがいいフェリーの便はと探しました。
別府から日向まで150km
臼杵から日向まで100km
宮崎から日向まで80kmしかも途中まで高速あり

そして大阪、南港からという発想を捨てて
四国から渡ると考えると八幡浜からは
便数がとにかく多いのですごく便利に使えるという事に気づいて
体力温存のんびり船旅ができるだけの時間の余裕がない時は
四国から渡る方法があるんだと試すことにしました。


ということで二等船室でくーくー寝ている間に到着しました臼杵港。

平日なのでビジネスマンの方が多い。
周りのお客さんがブーツを履いているというだけで
なぜかライダーだと思うらしく、何人かにバイクですかと聞かれました。
そのたび、「昔乗ってました〜」と答える。


そして臼杵港に到着してから高千穂に向かいます。
山に入った。


道を三回くらい間違った。
あまりにも巨大なキノコと遭遇したりしながら杉林と戦った。
敵は虫。
杉林でよく遭遇する虫柱。

目にも入るし鼻にも入るし
虫よけハーブ効果なし。
集中力切らせると足元危険。


虫と戦いながら山の中をさまよう。
とりあえず相当歩いて目的地。
ここまでに相当疲労していました。

目的地を攻略した後
道の駅に移動しました。


そして
よくよく考えると食事・・・
ずっと食べていなかった
コーヒー飲んで紛らわせていたから
御味噌汁の美味しさと鶏の美味しさが五臓六腑に染みわたり
血圧下がって倒れそうになる。


しばらくして低血圧から回復して高千穂峡を見に行く。
これは名勝の上流部。
R217に架かる橋から見下ろしたところ。
ちょっと崩落してる・・・。