河津桜とアーモンド

2024/3/21 更新


近鉄・丹波橋駅から京阪・淀駅まで電車を乗り継いでやってきました。
駅に降り立つとこの時期だけ掲示されるであろう案内地図がありました。


京阪・淀駅というと、競馬場がとても有名です。
すっごく綺麗でものすごく立派なスタジアムのような建物が見えます。
が、そちらには用がない。

目指しているのは競馬場の南西にある淀水路です。


駅からてくてく。
すぐ到着しました。


朝早い時間を狙ってきたのですがすでに人がいっぱいです。


淀水路の川岸に地元の方が早咲きの河津桜を植えて
大事に育てて下さり、桜の名所になったのだということです。

木が若いし背が高くないので膝の高さまで桜の枝が伸びていたりして
花を見下ろして撮影することもできるのが魅力の一つだとか。


レジャーシートを広げる方も現れ始めたので遠目に桜を愛でます。


水鏡はまぁ、鉄板かなと撮りました。


桜を見た後、淀駅に向かわずにそのまま石清水八幡宮の方向に歩いています。
淀川三川合流点がすぐ近くなので。


トリコロール樋門を横目に淀川の堤防にどんどん近づきます。


こちらは三川合流点の展望タワーがある
「淀川三川合流域 さくらであい館」です。
時間が早すぎたのでタワーには登れず。


木津川を渡って隣の八幡市に入りましたので
こんなかわいらしいマンホールに遭遇。

この後は京阪で大阪に出てバイザーゲート遠足の下見取材を済ませて
鹿の国に帰りました。


河津桜の満開から一週間後、阪神・深江駅にやってきました。
淀水路の一足早いお花見に続いて神戸の一足早いお花見といえば
アーモンドフェスティバルです。


シャトルバスはありますが歩いていく事にしました。
神戸のうわさがたくさん書かれた防潮堤の横をてくてく歩いていきます。


海抜表記です。埋立地の工場地帯です。


ツートンカラーの防潮堤は神戸市が半世紀をかけて作り上げたものだそうです。
ツートンカラーなのは嵩上げが行われたからです。


すごく大事なことも噂話風に書かれています。

南海トラフ地震は100年に一度といわれているものと
1000年に一度の大地震との二種類があること

江戸時代末期の安政の大地震でもあっちこっちで大被害が出ているのに
1000年に一度級が来たら…
うう。
伊賀に行って大村神社で地震の小分けをお願いしなくては…


防潮堤と防波堤の違いも解説風噂話になっております。


全長60kmに及ぶ防潮堤です。
南海トラフ地震の津波だけではなく
毎年やってくる台風によってもたらされる高潮に対しても
防潮堤は効果絶大です。

よくこれだけ整備してくださったなぁ♪

と、防潮堤を愛でながらてくてく進みます。


10:00開場と聞いていたので丁度開場時間に到着するくらいでやってきたわけですが
すでに敷地のあるブロックを半周するほどの長蛇の列。
ちょっとこれは人出がすごすぎる。

ワクチン接種が進んでCOVID-19の脅威が緩和されてきたことが
大きな理由だと思いますが例年を上回る人出になっていたらしいです。


今までも何度か来ていますがここまですごいことにはなっていませんでした。
一番人気のアーモンドコロッケも販売しない事になっていましたが
他にもおいしいものがたくさんあるので
お花見よりおいしいものお目当ての人が多い様子。

開場20分で中に入った自分も個数制限のあった
ピスタチオバームクーヘンを一つ買うだけで精一杯。

あっという間に販売制限が始まってしまいました。
敷地に満々の行列で更に人がどんどん来るのでやむなし。


でもアーモンドコロッケが販売されないと聞いていたので
お花見をメインで考えていたしダメージの少ない自分です。


これは杏の花。
丸々っと可愛らしい。


アーモンドにもいろんな種類があって木によって全然花の大きさも色も違います。
個人的にこういう細めの花びらで可憐に咲く子が好き♪


ふわっとしたグラデーションの子もきれいでした。


花弁が光に透けるのが好きなのでこの写真が一番のお気に入りです。

ソメイヨシノより少し早い関西のお花見でした。