スカイビル 希望の壁 見学 その4


最上段に来ました。

中はこんな風になっているんですね。
鉄のフレームにブロック型の植栽基盤がびっしり並べられています。

11月に出来上がって5月のオンシーズンにここまで緑が茂りました。
これからどんどん伸びていけば剪定、お手入れ大変だろうなと思います。


そしてここからも見たいのはスカイビル。
この部分にもどんどん緑が伸びてくるでしょうから
最上段からスカイビルを見られるのは今シーズンだけかも知れないと
ちょっと焦りながら撮る。
しかし綺麗に撮れなくてじたばた。


真横から見たところです。

ここで頭をよぎったのは
愛・地球博の時に会場にあった緑の壁。
瑞々しい緑から枯れかけた物まで色々だった壁面緑化。

壁面緑化は植物の選択も大切ですが何よりもお手入れが大事だと感じます。
管理しやすい構造物であること。
それが美しい緑の維持につながります。


ここは地面から離れた空中。
太陽の光は豊富ですが地面の力から離れた空中なのです。

そこで美しい緑を維持するのは大変な手間がかかる事が容易に予想されました。

管理する方にやさしい構造物は大切だと思います。
奇をてらった建築にあまりいい印象を持たない自分は
造形的に美しいとされるビルを見ても
あんなファサードつけて清掃どうするんだろうとか
そういう方に目がいく。
ダムも一緒。


そんなことを考えたりもしますがとにかくスカイビルを撮りたいので頑張る。


もう一つ目を引いたのはこれ。

生やしたくて生やしたわけではないというゼニゴケですが
丁度、雌株に胞子嚢ができていて指でちょんと触ると
ぷるるっ♪と胞子が飛び出した♪

かかかかっ
可ー愛ーいー♪

普段はじべたにしゃがまないとなかなか見られない裏側も
目線の高さで観察し放題。
ああ苔類観察会もしてほしいな。