アーモンド・フェスティバル その1

朝、仕事に行く前にパンをかじりながら新聞を見ていました。
関西の地方ニュースの隅っこに気になる文字を見つけました。

「アーモンドの花 見ごろ」

アーモンドの花は桜によく似ていてとても綺麗です。
それがいったいどこで見られるのだろうと記事を読み進めると
神戸市東灘区の埋立地にある東洋ナッツ食品株式会社の敷地内だと書いてあります。

この会社が自社敷地内に、取り扱う食材であるアーモンドを植えているんだとか。
そして花が一番美しい頃にお花見祭を開催して今年は21回目になるんだととか。
イベントはアーモンドフェスティバルと言う名前で地域の方に親しまれているようです。

アーモンドの花か〜♪
見たいな見たいな〜♪
おぉ、ちょうど奈良から神戸まで電車も繋がったことだし行ってみよう♪


という事でやってきました。
阪神電車・深江駅。
向のホームには今回の訪問先である
東洋ナッツの広告看板が出ていました。


深江駅を出て南にまっすぐ下っていきます。
これは駅の東側の踏切で北を向いているところ。
駅の西側で踏切の向こう側に無料送迎バスが出ているとの事でしたが
折角朝早く来ているんですからお散歩しなくては。


という事で歩きだしたら歩道にはちゃんと今回のイベントの看板が立ててありました。
これなら迷う事はありません。
ちなみに深江駅から会場まで徒歩25分らしいです。

一足早いお花見

このキャッチ、いいですね。
アーモンドは桜より少し前に咲き始めるそうです。


こんなポスターも貼ってありました。
神戸の風物詩なんですね。
さすが関西一おしゃれな街・神戸ですね。


国道43号線を歩道橋で渡ります。


どんどん歩いていくと埋立地に架かる橋の袂まできました。
遠くに阪神高速湾岸線の橋が見えています。


このあたりにきて、桃色の花をつけた街路樹が何本もあるのに気づきました。
近づいてみるとなんとアーモンドです!

こんな車の多い寒い所でも立派に育っているなんて凄いです。

アーモンドの花は桜に比べてでっかいですし、花びらも厚い感じ。
桜で言うなら関東有明くらいのサイズ。
染井吉野の2倍くらいです。


更にとことこ歩いていると足元が気になる。
マンホールマニアではありませんがとりあえずこういう物はチェックする。
函館のマンホールにはイカが書いてあったなぁとか思い出しながら。


ポートタワーに異人館に神戸ワイン。
うん。これは神戸。
落とし物で届けられても神戸市の物だってすぐわかる。


いきなりアステカ文明。

何をデザインしたのか全く分からない。
ぐるぐる回って考えたけど分からない。
キュービズムは嫌いです。


などと地面を見たり、空を見上げたり
街路樹を見たりのんびりのんびり歩いて来てあと少しです。

その2へ