横山ダム見学 その1

2005/7/30 更新

2005年度『森と湖に親しむ旬間』でかねてから狙っていた横山ダムに行ってきました。

横山ダムは岐阜県の揖斐川上流にある国土交通省の直轄ダムで
中部電力の発電堤体としても機能している中空重力式のダムです。

国内で13基しかない中空重力式。
昨年は中部電力の御好意で大井川の神殿・井川五郎ダムを見学しましたが
それまで自分にとって最も中空重力式の堤体で射程内に入っていたのが実は横山ダムでした。

井川五郎ダムを見た時に堤体から飛び出す水圧鉄管に横山ダムの姿を思い浮かべていました。
ただ、井川五郎ダムは凄く堤体がすっきりしているのに横山ダムは複雑という印象がありました。

中空構造ももしかしたら変わっているかもしれないと、わくわくしながら電話で見学を予約。
堤体内見学の他にずっとやってみたかったダム湖巡視艇体験もできると聞いて小躍りです。

   ◆ ◆


霧雨の中やってきました横山ダム。


『森と湖に親しむ旬間』ののぼりがパタパタしております。
駐車場と受付の看板も目立っています。

早速、誰も来ていない駐車場に一番乗りの朝7時30分。


小雨の中の横山ダム。
何度も来て見ていますがやっぱり不思議なデザインです。

洪水吐きは右岸側のクレストゲート2門とオリフィスゲート3門。

左岸側の天端から出っ張っているのはゲート室なんですが中電の発電用取水口のゲートなのです。
発電用の水は水圧鉄管から出てきますからこの出っ張っているゲート室の下からこちら側に水は流れません。


まだシャッターが閉まってます。
ここで受付をするらしい。
管理所の入り口は天端にあるんですが。


天端にはR303が通っています。
最近、滋賀県側への整備が進んだ事と
アウトドア施設が出来たこともあって通行車両が多いです。