横川ダム 見学 その1

2020/4/21 更新

「土木」の博多川井堰で紹介したライジングセクターゲートを
クレストゲートに装備している山形県の横川ダムに行ってきました。
と、言っても横川ダムに行ったのは2011年の事です。

中空重力式ダムの訪問コンプリートに向けて
内の倉ダム>>木地山ダム>>蔵王ダム
を一日で回る無茶な計画でした。

距離というより、一つのダムで足を止めたら
じっくり見て回る癖がついているためにどう考えても
時間足りないという意味ですが。

計画はHG三基を狙っていましたが
実際は
内の倉ダム>横川ダム>長井ダム&菅野ダム>木地山ダム>蔵王ダム
と回っていました。

木地山ダムに向かう途中で看板を見つけ
これは!!あのゲートの横川ダムではないかっ!!
と、時間がないのにハンドルを切って駆け足で見学していたのです。


訪問したのは10月末。
前日に大河津分水を見学していて
ものすごく寒かったのを覚えています。


横川ダム訪問時間は丁度お昼ごろでした。
非洪水期になってお水もかなり良いところまで溜まっていました。


まずズームで確認♪

うんっ。
間違いない。
ドルフィンゲートだっ♪


可愛い建物が管理支所の横に立っていました。
地域とダムの情報館・きてくろ館です。


右岸の管理所と情報館の前のカーブを曲がると堤体です。


平成20年(2008年)にダムが完成しました。
なので訪問時はまだ3歳でしたから
コンクリートも白くてぴかぴかでした。


ずらりと並ぶクレストゲートは左右に自由越流式で8門で。
中央に横川ダムの最大の特徴、ライジングセクターゲートが3門あります。
オリフィスゲートも2門備えています。

堤趾導流壁が素敵。
堤趾導流壁の波返し好き。
施行大変なところだけど好き。


ちらりと見えているこのゲート。
これがライジングセクターゲート。
IHI御謹製ですからドルフィンゲートと呼びたい♪