泰阜ダム 見学 その4


堤体に近づける階段がありました。
それを登っていきます。


少し進むとこのとおり塞がれていました。
これより先には進めません。


振り返るとスタート地点の橋が見えました。


コンクリートの表面を見ると削られているのがわかります。
ゲートが開くたびに流れ出る土砂が堤体の表面を削っているのです。

『転石、苔を生ぜず』 の言葉もありますが泰阜ダムの場合は
『放流、苔を生ぜず』 といったところでしょうか。


そして昭和11年に作られた堤体は意匠もお洒落です。
天端高欄のちょっとしたデザインにも華がありますね。
そして各ゲートピアに下りてくるこの階段はなんとも素敵です。
無駄なく合理的で美しい。
10本のピアのそれぞれの先に像を飾ったらお城のよう♪
 

 


真っ赤なゲートと真っ白なコンクリート
つるつるお肌の別嬪堤体

とにかく美しい泰阜ダム見学でした。
 

 

補足地図
赤いが歩いたコース


右岸側は井上会長の記念植樹がある草地周辺で駐車できます。
歩道の管理がよくなくて草で覆われていて
歩行者が車道を歩かなくてはならない部分も多い為
路上駐車はやめましょう。