泰阜ダム 見学 その1
2006/11/5 更新
長野県にある泰阜ダムは以前から行きたい行きたいと思っていたダムでした。
何故そんなに行きたいと思っていたのかというと
凄く綺麗 だからです
真っ白なコンクリートは滑らかに磨かれ
真っ赤なラジアルゲートがクレスト部に並び
それはそれは美しい堤体なのです。
◆ ◆
というわけでやってきました泰阜ダム。
途中で道を間違え飯田市内を二週する。
やっと到着しました泰阜ダム。
堤体は谷間なので開けた場所にある泰阜発電所が目立ちます。
特にでっかいサージタンクが目立っていました。
発電所下流側にある橋からズームで堤体を確認。
堤体に向かう道を探してとことこ散策開始。
歩道が葛に占領されて車道を歩かざるを得ない道。
道路と川の間に広い草地が広がっています。
一部は公園のようになっていますが大半は草の生えた更地です。
ダム放流注意の看板があったのでそれを見に行こうと近寄ると・・
看板の横に井上会長の名前の入った石柱!
中部電力の井上会長の名前があるという事はここは中部電力の建物跡?
石柱には「井上会長記念植樹」の文字があるんですが
周りにそれらしい木がありません。
記念植樹も移転したんでしょうか。
だったらこの石柱も移転させて欲しい。
もしかして枯れちゃった?
横には「昭和四十三年十一月 中部電力株式会社」と書かれていました。
泰阜ダムは矢作水力電気という会社が昭和11年(1936 )に造ったダムです。
ダムとは別の中部電力の何かがここにあったのです。