山原ダム+智奈洞取水堰堤+三面取水堰堤 見学 その8

堤体の上を通行できる部分は直角に曲がっています。
堤体の上流を見ると山腹に土砂崩れの跡があります。
崩れた土砂はこの堤体に押し寄せたはずです。

通行部分から堤体を見たところです。

下流側です。
押し寄せた土砂は堤体を超えこのように下流側にも積もっています。

堤体の越流部を見ていた時に変なものが目に入りました。
コンクリートから等間隔で、ぴよんと飛び出しているものがあります。
「Hisa様・・・あれ、鉄線ですかね?」
「コンクリートの鉄筋ですね」
「堤体削られ過ぎですね・・・」
「鉄筋が飛び出す位ですからかなり削られてますね」

堤長の越流部もこんな風に摩耗して模様が入っていました。
堤体積は確実に減っていると思われます。

建設当初、こういう減り方をしていくのだという事は予測されていたのでしょうか。
このスリットが川面に水平に付けられている取水部はそんな場所に適した取水方法という事なのでしょうか。
色々な謎が湧いてきます。
またいろいろ調べたい気持ちになりました。
同行していただいたHisa様に後日改めて質問したところ
智奈洞と三面の取水口はチロル式という事が判明しました。
「チロル式取水口は元々は急勾配の川で
流れの勢いをあまり衰えさせずに取水するのに適した方法だと思われます。
あの場所で採用されたのは出水時に怒涛の流れになるので
取水設備に負担をかけずに済む方法として採用されたのではないか予測されます。」
Hisa様、いつもありがとうございます。

三面取水堰堤と智奈洞取水堰堤を取材できたので
奥越電源開発に関わる堤体をコンプリートできました♪
やったぁ♪
2008年森と湖に親しむ旬間のメインダムに選ばれている九頭竜・真名川ダムと仲間たちです。
色々な型式のダムが集まっているこのエリア。
是非たくさんの方に訪れてほしいエリアでした。