wDN-Kizugawa その5

始まりました。
司会は木津川ダム総合管理所の芸達者な藤本様。


何故だ。なぜ新規採用された6点ハーネス着用なのだっ。
なんか悔しかった。

私も自前の案全帯持参して着用すればよかった。
いや、ここ、高所じゃないし。
そもそもネタ対決じゃないし。


まず最初に『木津川の多目的ダム群』
水資源機構 木津川ダム総合管理所の佐々原所長様からのお話です。


木津川戦隊ゴレンダムは自分も洪水調節でたびたび取り上げており
2009年の名張上流3ダム連携操作以来、特別防災操作でも知名度抜群です。

でも何故、神操作が目立つかというと
ゴレンダムは利水の要素がすごく高いダム達だからなんです。
治水容量がすごく大きいわけでもないのに
あの歴代の神操作が行われているという点が惚れるポイントなのです。

特に淀川水系で最多の洪水調節回数を誇る
青蓮寺ダムは名張の守護神を名乗るのに相応しいのです。


洪水調節も大事ですがまず利水が一番のお仕事ですので
ゴレンダムが整備されてやっとやっと琵琶湖に依存しすぎの淀川水系の
水需要が満たされたという流れは重要なポイントです。


そしてついにゴレンダムは
各ダムにダムカレーが整備されました。
この日、タッチの差で写真が間に合いませんでしたが
室生薬膳ダムカレーも販売になりました。

食べに行かねば。
薬膳ですし。
今、奈良県は和漢薬の原料栽培に県をあげてバックアップしているんで。


ちなみにこちらが販売開始になったばかりの
青蓮寺ダムカレーです。


先日食べに行ってきました。
ちょっと堤体積大きかったけど。
非対称放物線不等圧アーチを再現するのにご飯多くなったかな。


最初のお話が終わる頃に
お食事がそーっと後ろのテーブルに運ばれてきたんですが
美味しいおでんの匂いでお客さんの意識が
かなり後方に引っ張られていまして
アナウンスがあった瞬間お客さんがお食事に殺到しましたねー。


次のお話は『伊賀の里 自然にやさしい ダムつくり』
ということで川上ダム建設所の若手職員さんが
頑張って発表されていたんですがかなりご飯に負けた感が…。

見学会に参加していた人はいろいろ現場でお話も聞けていたからよいけど。

でもこれから見学会がどんどん増えたら発表の機会どんどん増えると思うし…
川上ダム建設所の皆様、頑張ってください。


そしてチラシのタイトルからもう気になって仕方がなかった
中部電力様のお話です。

『三重県のダム&発電所 〜珍しいの紹介します!〜』
ってもう気になって気になって気になって仕方ないではないですかっ!!

中部電力の三重水力センターからお越しくださった萬濃様による発表です。
個人的にはもうお名前を聞いてぴょんぴょん跳ねて喜んでいました。

10年前に揖斐川で西平ダム見学でお世話になった方なのです。
揖斐川のプリンス・西平のかっこいいお写真撮らせて貰った時にお世話になったのです。


そして中部電力様、何故、ここまで弾けましたかっ!?

というくらい、お仕事の堅苦しさから考えられない
弾けた楽しいお話に会場大変。
ついていけないハイテンション!!
キャラ変わりましたか???

立梅用水見に行きたいっ!!


「珍しい」の前座で三瀬谷ダムって贅沢だわー。

そしてこのスライドでは

「社内でダムカードの写真を決める時に
ダムだけにするか
ワイドビュー南紀が通過している写真にするか
検討した結果、ダムだけの写真になりました」
「ワイドビュー南紀と一緒の写真にしたら
“鉄”の人も来るかなという思惑がありましたが
そこはストイックにダムだけという事で」


という説明でかなり会場ざわつきました。
みんなワイドビュー南紀通過バージョンもほしいんですね。
うん。なんとなくわかる。


スライドに登場するこの中電君がかわいいんです。
セリフはかなりハードなことを発言しているのに
顔、可愛いままなのでギャップすごい。

ちなみに「珍しい」の一位は不動谷ダムでした。
登山道も崩落していてヘリでしか行けません。

会場では
「ダム愛好家の皆さんは立入禁止を突破しないという
ポリシーをお持ちの方が多いので信用してお話します」

と仰って、珍しいダムと取水堰についてに詳しいお話をくださいましたが
それを聞いた時に、ここ数年
現場を知っている人が見たらすぐわかるのに
管理者の方が見たらすぐわかるのに
立入禁止のダム写真をSNSで上げている人が目につくようになってきた事や
工事現場見学中に現場の方に大変失礼なふざけた行動を取る人も出てくるなど
ダム趣味人の母数が増えてくるに従ってマナーが悪い人も比例して増えてきているので
なんか申し訳ないような気持ちが湧きました。

でも落ち着いて発表を聞いていたら
いやいやいやいやいやいや!!
そこ、絶対無理だし!!
立入禁止とかいう以前にアプローチ不可能だし。
という紹介だったかも。

さすが中電様だ。
オチまで完ぺきだった。


続いて『木津川における中小水力発電の歴史と現状』
アサンテ環境研究所名張自然エネルギー推進協議会 の竹尾様のお話です

小水力発電の可能性についてたくさんの事例をご紹介くださいました。


これは木津川筋の古い発電所の紹介です。
岩倉峡に跡地だけ、ほんとに全く建屋も残っていない跡地だけの
新居(巖倉)発電所は1904年に運開。

古い発電所が廃止になっていった中で
川上ダム建設に伴って廃止になった阿保発電所が光ります。
阿保発電所は2016年10月に廃止なのです。
本当につい最近まで電気を作ってくれていたのです。
とても優良な発電所だったのです。


在りし日の阿保発電所です。

今はもう撤去された水圧鉄管はこんな姿でした。
1922年の運開ですから94年もお仕事がんばったのです。
ずっとずっと地域のために電気を作り続けていた阿保発電所でした。
当日、発表されていた中部電力の萬濃様にお聞きしたのですが
阿保発電所にお水を送って付いた阿保取水堰堤からの水を止めた後
水路をヘッドタンクまで2.0km余り歩いて
オオサンショウウオが取り残されていないか調査されたそうです。
すると2頭も水路内で見つかったので保護したという事でした。


阿保取水堰堤はほんと可愛らしい個人的に思い入れのある
ローダムなので耳にするエピソード一つ一つが嬉しいです。


そして最後にダム愛好家のくらりん様より
『ダムと私の10年』というタイトルでお話が始まりました。

しょっぱなからいきなりこのスライド。
幼馴染の方いきなりぶっ飛んだ発言ですねっ。

あ、上がるよ。
でも普通の人は上がらないよ。
たぶん。


そしてダムに行こうと言って安濃ダムに向かって
たどり着いたのが堤体ではなくて
流木だらけのダム湖の方だとか。
そりゃダムについてテンションあがるとかいう話ではない。
これはダム湖。

と、最初の躓きを取り戻すべくめげずに向かったのが
伊賀市の滝川ダムだという馴れ初めが紹介されました。


しかしその後、三重県のダムをまず制覇しようと考えたけど
不動谷ダムがある限り不可能ということを悟り
本日のお話を聞いて、行くことはすっぱり諦めますと。
会場爆笑。

その後、冬の奥只見とか登山しなくては見られない絶景ダムとか
素晴らしい機動力で各地のダム訪問を実現されてきました。

でもやっぱり地元愛。
ということで地元の美味しいものとダムをたーくさん次々紹介してくださいました。
忍者丼が気になって仕方がない。


楽しいお話をありがとうございましたー。

◆ ◆

最後にダムビンゴをやらせてもらいました。
景品、残らないか心配していたけどあっという間になくなりまして
無事に終了しました。
やはりダムコンパーツの人気はすごいですね。


楽しいお話のほかに会場ではいろいろな展示もされていました。
その中の一つをご紹介します。

布目ダムのバックウォーター付近、東山郵便局のダム風景印を
平日以外でも押印してもらえる仕組作りを
山添村のNPO つながりラボ様が準備してくださいました。

『布目ダム風景印行き専用ボックス』です。

平日の郵便局窓口に行けない人もここにはがきを投かんすれば
後日、風景印が押印されて届きます。

木津川筋でもっとダム風景印が増えたら楽しいですね。

ということで今年も楽しいwDNでした。

実行委員の皆様、ダム管理所の皆様、建設所の皆様
発表の皆様、参加してくださった皆様
また来年も楽しい時間をご一緒しましょう!!

お疲れ様でした♪