with Dam Night in Fukui その2


会場の端っこの映像スペースでは
萩原雅紀様の「絶景ダム」をはじめ
「福井豪雨アーカイブス」や色々な資料映像も流してお客さんに見ていただく。


エスカレーターから見下ろしたところ。


こんな感じでボードにパネル展示しています。

ひととおり設営が終了した後に、本日、水シンポジウムで特別講演をしてくださった
竹村公太郎先生が京都大学の角教授と一緒にお越しになりました。

パネルをご覧いただいて福井県の永平寺ダムをとても褒めてくださっていたのに
運悪く現場から福井県の方が離席されていて残念だー残念だー。
直に褒めてもらえたら嬉しかったであろうにー。


お昼だよ〜。
飲み物買いに出た時にはれるんとAOSSA撮りました。


会場に来てくださった方の中には熱心にパネルをご覧になる方から
すーっと一周して去っていく方
ダムカードの部分だけすごく興味を示される方など
いろいろな方がいらっしゃいました。

自分もいつもの恰好でうろうろしてお客さんに声をかけますが
当日、まっ黒黒でなくを取り入れて殿山ダムをイメージした格好で
普段のただ黒いだけの時より場違い感アップしていたので
話しかけるとおびえた顔をされることもしばしば。

でも全身から「あほでーす♪危険はないでーす♪」という空気を出して
パネルの説明とかさせてもらっているといろいろなお話が聞けました。

九頭竜の長野発電所の工事現場で働いたという方が
ご自身が働いた現場を見たいと仰っていたので
地下発電所の見学は1年に1回、森と湖に親しむ旬間の時に
公開されるので誰でも見学できるようになっているんですよ
ということをお伝えしたら喜ばれたりしました。

九頭竜川の河口付近で商業施設ができたことと治水整備のパネルを見て
どういう関連が?という質問もあり
今まで数年に一回とか水に浸かっていた浸水しやすい場所は
基本的に宅地や商業地にはできず畑地、農地としか活用できなかったのが
堤防とダム整備で治水安全度が向上したので商業地として使えるようになった
ということなんですと説明したら納得していただけてよかった。

唯一つ答えられなかった質問は
この発電所達で作った電気はどこに送られているのかという質問。
すいません。
関西電力様の市荒川発電所は京阪神方面というのはわかるんですが
北陸電力様の発電所はもちろん地元というのも想像できるんですが
でんぱつ様の分だけが頭に入っていなくて周囲にでんぱつの方と北陸電力の方を探したけど
運悪く離席されていてお答えできず。
渾身のミス。
後でお聞きしたところでんぱつ様の電気は
名古屋方面とこちらと二系統で卸されているとのことでした。
でんぱつ様は電気の卸をされている会社です。

福井水害でご実家が浸水、ご友人が亡くなったという方もお越しになり
11年前のあの災害のことを詳しくお話ししてくださいました。
実際に水害に遭われた方の言葉は本当に重い。

なので、足羽川ダムのダムサイト変更と流水型ダム
残流域を減らすべく導水路で隣の川の水まで持ってきてダムに貯めるという計画を
説明させてもらったところ本当に早く完成してほしいと仰っていました。

また大変熱心にwDN-Fのイベント内容を見ておられた方もいて
ご興味ありますか〜♪と声をかけたところ地元のダムマニアの方でした。
ダムアワードをご存じで日吉ダム大絶賛。
打ち立てコンクリートより経年コンクリートのダムが好きで
アバットの掘削量が少ない岩着している部分に萌えで
構造令の前のダムの色気たるやたまらん素敵という
めちゃくちゃ濃い話が飛び出してきてお話ししていて超楽しかった♪