宇曽川ダム見学 その4


それにしても容易に水面に近づけるダム湖です。
これも水に親しんでもらうためのデザインなんでしょうか。


自然越流式の放水...。
そんな単純なものを作るわけがありません。
治水ダムだったらぜったい調節できるものが付いています。
しかし目に見えるところに無いのでどきどきしてしまいます。
多分あふれる前に少しずつ出す取り決めになっているのでしょう。
非常用の放水はそれと並行して行なうに違いありません。


監査廊入り口。錆びさびになってしまった扉です。
こんなにすぐいける距離にある監査廊は始めて見ました。


僅か1km下流に名神が見えています。
このダムがたっぷり水を貯めている状態で調整無しに水を流したら
どえらい惨事になります。
そんな設計がされるわけありませんから見えないところに仕組みが
隠されているのでしょう。

ダムから放流を行う場合においては、放流で下流に
急激な水位の変動を生じさせないようにする。
これは鉄則です。

滋賀県で最近作られているダムには何故かロックフィルダムが多い事。
自然越流式の放流。
色々疑問が浮かんできてもっと勉強しないと..と考えさせられたダムでした。