宇治川ヘリテージツアー その6
天ケ瀬ダム直下を見学した後、旧志津川ダム発電所遺構を参加者の皆さん見学。
私はちょっと足が痛かったので上らずに下で待機していました。

そして最後の見学場所。宇治発電所に到着です。

放水路横の通路を進むと見えてきました。土木学会選奨土木遺産♪

とにかくでっかいです。
凄くでっかいです。
大正2年(1913年)に宇治川電気が竣工させた歴史ある発電所です。
琵琶湖からの水を全長11kmにも及ぶトンネルと開渠で引いています。
最大で32500kWの発電ができる現役の発電所です。
御歳98歳♪
来年白寿♪
すっごーいっ♪
構内の撮影はこちらも制限がありましたので土木学会様のページでご覧ください。

発電所の山側に移動してきました。
ここに水圧鉄管が並んでいます。

薄緑の水圧鉄管がズラリと並んでいるのですが
見ていて不思議だったのが点検作業と清掃が困難になるだろうに
水圧鉄管の間のスペースに巨木が茂っていること。
「これは宇治という土地柄に配慮してのものなんですか?」
「そういうわけではないと思います」
「・・・そうですか。たしかに観光客の方から見えないところですもんね。
航空写真くらいしか目に入る事はないのかなー・・・。
あ、でもこの薄緑の塗装は環境と景観に配慮してってことなんでしょうか」
「はっきり分かりませんが・・当社(関西電力)の水圧鉄管は
現在は黒で塗装が基本となっています」
と、言う事で水圧鉄管のカラーリングと樹でカモフラージュされているように見える謎は残りましたが
凄い収穫が♪
関電ブラックは鋼製ゲートだけではなく水圧鉄管にも使われていたのだと判明。
これは凄いネタ♪

この発電所は流れ込み式ですから60t/sの水が常に流れて電気を生み出している訳です。
60t/sってすごい量ですよ。
淀川本線から毛馬水門で大阪市内の川にとりこんでいるのが70t/sですから。
宇治川の水はこれで賄っているのかと思う位の凄い量。
だから宇治川の水は綺麗なんですね。
いつも新しい水がどんどん流れてくるから
天ケ瀬発電所からの水もあるし
淀まなくて綺麗なんですね。

関西電力の方にお礼を述べて宇治発電所見学を終えました。
その後、放水路の横にある宇治発電所の碑の前で本日の見学行程を終了です。
参加した皆様が
宇治川の歴史的遺産とそれらが現役で働いているという事の素晴らしさ
水力発電の素晴らしさを感じてくれたら
そして
天ケ瀬ダムが国内でも有数の操作の難しいダムで
日々、宇治川の洪水を防ぐために頑張って働いていることを知ってくれたら
もういう事なしで嬉しいです。
素敵な企画を準備してくださったJ-heritage様と
淀川ダム統合管理事務所様、関西電力様にお礼を申し上げます。
御一緒してくださった参加者の皆様、楽しい時間をありがとうございました。
ダムと水力発電についていっぱいお話できてとても幸せでした。
おまけ写真
今回、宇治川で何度か目撃した気味の悪い巨大魚

ニゴイという魚なんだとダム仲間のあつだむ宣言!様から教えて頂きました。
体長は優に70cmを超えています。
顔が可愛くない。
アヒル口でぶちゃいく。
こんなの釣りたくない。
釣るならぴちぴちしてておいしい魚がいいです。