宇治川ヘリテージツアー その1

2011/8/25 更新


突然ですがJR宇治駅です。
宇治なので郵便ポストが宇治茶の仮装をしています。

奈良から慣れない電車でやってきました。
乗り換えが不安で近鉄の京都駅にでてから
JR京都駅に移動してここまでやってきたという路線に疎いやつ。

今日は「J-heritage」様が企画した宇治川ヘリテージ
というイベントにダム説明係のダムマイスターとしてお呼ばれしたので
ほいほいやってきました。
天ケ瀬ダムと天ケ瀬発電所と志津川発電所遺構と宇治発電所をめぐるという
ばっちり水力発電とダムを勉強できそうな素敵なツアーです。

ダムマイスター仲間のさんちゃん様とKIYOTAKA様も来てくださるというのでぷちOFF会気分です。


今回のツアーコース。
JR宇治駅から天ケ瀬ダムを見下ろせる右岸の公園までハイキングです。
片道ざっと見つくろっても3.5km位、実質的に8km以上歩きます。

真夏にこれは大丈夫かなーと、ちょっと熱中症が心配でしたが
参加者の皆様、ふだんから産業遺構の見学などで鍛えておられる方ばかりのようですし
なんといっても天ケ瀬ダムは市街地に極めて近い都市型ダムですから。
具合が悪くなっても迅速に対応できるのでド山奥に比べて安心感が違います。


という事で定刻に点呼を済ませて出発です。
宇治の商店街を通って宇治川に向かいます。

右を向いてもお茶
左を向いてもお茶
そしてそのどれもがとても香ばしく、香り高く、抹茶スイーツが誘惑する―。

帰りにこの店絶対寄るもんっ!!
甘い物食べるもんっ!!

と、誰に向かってでもなく宣言しまくる。


とことこ歩きだしてすぐに平等院の入口前を通過。


表記は分かりやすいが性質は防火用のホース収納箱のような何か。


宇治川に到着しました。
ここで橋を渡ります。


宇治川にある中州で流れが全く違っています。
南側のこちらはとても穏やか鏡の水面。


そして中州の北側は宇治川本川のパワーみなぎる怒涛の流れ。


少し上流にどどどど〜っと水が流れ込んでいるところがあるのが遠目にも分かりました。
これが関西電力・宇治発電所の放水路です。


商店街で無造作に展示してあった航空写真で説明。
宇治発電所は川からぐっと奥まった所に立っていて周辺は巨木が生い茂り
巨大な建屋を持っているにも関わらずその姿は道路からほとんど見えないのです。