内海ダム 見学 その4


細い道を登っていくとそこには廃浄水場が。

堤体直下の浄水場。
内海ダムは水道水源なのです。


草むらをかけわけ全景を納めようと頑張ったけど結局2枚合成です。

内海ダム。
堤高:21.0m
堤頂長:143.0m
型式は重力式コンクリート+フィル混合。
コンバインダムです。

珍しいコンバインダムであることと
再開発で湖底に沈むダムであるという事で
今回、日帰り強行スケジュールでも見に行こうと思いついたのです。


しかし

このあたりから
確実に
尾行されていることに気づきました。

50mほど間をあけて
確実に後ろに気配があるのです。

草を掻き分けて進んでいき
足を停めると一瞬遅れて後ろから
かさかさっと足音がして止まる

何で尾行されているのかと
しばらく草むらに身をひそめましたが
じっとしていると向こうは動かない

武装していないので取り敢えず視界の開けた所に急ぎます。

なんでいきなりダム見に来ただけで尾行されるんや〜
あーん!!


こけたら絶対人間がどこにいるかわからない草むらをかき分けて堤体直下に。
直下から右岸。
洪水吐ゲート部分。


堤体にこのように階段がありましたので登ります。
ここで行き止まりだったら尾行者に追い詰められていたことでしょう。


階段を少し上るとこのように下流面が角度を変えているのがわかります。
一番下にコンクリートの土台。
その上にはフィル部分があり石積みモルタル固め。


同じ場所から右岸を見るとこんな感じ。
この通路らしき部分はフィルダムっぽいし犬走りでしょうね・・・。

コンバイン…
コンバインってさー
どっちかのアバットメントにフィル部分があってさー
残りがコンクリートなんじゃないのかなー
これ、全面フィルに見えるんだけどー

型式がよくわかりません。
まだ見えない所に隠れている堤体があるんでしょうか。


洪水吐はトンネル式で堤体の下を通っています。
なので内海ダムは非越流堤体です。
これは洪水吐トンネルの上から下流の川を見たところ。


更に上の段にあがってきました。天端に到着です。