殿ダム 見学 その1
2012/7/10 更新
豊稔池の設計者、佐野藤次郎技師の手がけたメイソンリーダムを見に行った帰りに
最近竣工したばかりの真新しいロックフィルダムを見に行きました。
ナビに導かれて到着しましたのはここ。
国土交通省 中国地方整備局の殿ダムです。
殿ダムは階段式の洪水吐水路を持っている事で気になっていました。
大滝ダムの減勢工の横の計画水位維持放流設備もカスケードですが
こちらもカスケード型と呼ばれます。
どちらも滝ですね。
階段式洪水吐のフィルダムといえば京都府の岸谷ダムが有名です。
竣工は1917年という海軍さんの水源地。
もちろん現役です。
道路の横の拡幅されたスペースに車を入れて
カメラ片手にわくわく堤体が見えるところに移動する。
ん・・?
え!
もしかして越流してる?
階段の上を水が流れていますっ!
ええっ!
昨日そんなに雨とか降っていないと思うけど
なんでなんでこんなに綺麗に流れてるのっ!
さらさらお水が減勢されて日差しの下で凄いほのぼの。
まだこの時は殿ダムの洪水吐の構造をよく理解していなかったので
越流していることにひたすら驚いておりました。
アップで撮るとぴしーーーっと並んで見事な成型です。
ここまでダウンサイズするとなんの写真か不明ですが。
とりあえず天端に行かねばと管理所へ。
左岸にある「とのとんねる」を抜けてすぐ管理所への道があります。