天理ダム見学 その4
管理事務所横の説明板です。数字は海抜で単位はmです。
ここまで溜められて居たら問題無しという水位は
常時満水位。このダムの場合は海抜255mということになります。
管理事務所横からダム湖を見下ろしました。
非常用の洪水吐きのゲートは見えていますがこれは当り前です。
全然、貯水に異常があるようには思えません。
天端から水位を見ました。
常時満水位にちょっと足りないくらいです。
漏水があるので水が貯められないなんてデマでした。
ここまで貯められていたら合格です。
ダムを知らない一般市民の噂に騙されてしまいました。
市役所や県庁で私がした質問はきっと不審を抱かせ
危険な輩と思われた事でしょう。でも、デマで本当に良かった。
減勢工にかかる滝本橋の前後はこの通りのヘアピンカーブです。
こんなに綺麗な風景なのにドライバーは路面と対向車を見るだけで精一杯。
ここで脇見運転は即・事故につながります。
ダムを良く知らない人が見たら確かにゲートが丸見えのダムって
貯水できていないように見えるのかもしれません。
ここからすぐ近くの奈良市の南東に岩井川ダムという建設中のダムがあります。
これは治水ダムですがダムの種類は興味のある人しか気にもとめないでしょう。
そして奈良はいま、人口の増加で水が足りないのです。
隣の三重県の名張市にある比奈知ダムからも水を分けて頂いているくらいです。
そんな話でダムがあるのに水が足りない→水が貯められない
ダムの横に公園整備が進んでいる→水が貯まらないから公園を作っている
と、安直な想像がデマになっていたのだと思いました。
ダムは多くの環境保護団体に目の敵にされているように思います。
洪水を防いでも、断水を防いでも、一生懸命働いても評価されないなんて
寂しすぎます。不要なダムは今後、きちんと整理されていく事でしょう。
和歌山でも玉川峡に近いダム建設予定地が他のダムで対応できると
判断されて最近建設中止に成りました。
廃ダムというのは海外では何例もあるようですが日本では、まだ
あまり耳にしません。もしあるのなら是非見学に行きたいと思います。
デマに振り回されましたが、逆に安心できた天理ダム見学でした。