滝畑ダム 監査廊見学 その2

バスはスムーズに滝畑方面に走りだしました。
途中にこれまた河内長野市の人気スポット、大阪府立 花の文化園があるので
ここでお客さんが減る。

山に入ってどんどん進んでサイクルスポーツセンターでごそっとお客さんが減る。
お客さん、私と母ともう一人だけ。


バスの窓から滝畑ダムの放流注意のお知らせが何度も顔を見せます。


車内から滝畑ダム下流を眺められるポイントで下流面を必死で撮影しました。


曲線重力式の滝畑ダム。
コンパクトな堤体。

変わっているのは非常用洪水吐の構造です。
クレストは自由越流式なんですが
4門のうち外側二つはシュート式。
内側の二つは普通の越流式なんです。

なんで外側二つをシュート式にしているのかこれが謎。
タイトな堤体ならではの計算があるのでしょうか。


そうこうしているうちに到着です。
滝畑ダムダムサイト。
河内長野駅から500円です。


母と二人でバスを降りました。


バス停の前から見える滝畑ダム・ダム湖。

「うわ〜。さすが湖底探検を企画するだけの渇水っぷり」
「お水、少ないねぇ」
「小雨だから企画したって書いてあったけどこれは凄いよね〜」


滝畑ダムたんけん会場の看板です。

今回のイベントは滝畑ダムの水位が例年になく低いために
ダムの水か少ないならダム湖探検を企画しようという
ポジティブな発想で展開された企画らしいのです。


管理所前にはスタッフの方が使用する機材が置いてあったりしました。
ダム監査廊見学はイベントが終了してから希望者のみという事なので
現在、堤体周辺にはイベントとは別の観光客の姿しかありません。
イベント会場はダムの上流なのです。


管理所周囲の説明板。
以前来た時より今日は綺麗になっています。


滝畑ダムは大阪府の多目的ダムです。
役割は洪水調節・灌漑用水・水道用水です。


ダム諸元。
型式にご注目。
ちゃんと書いてあるんです。
曲線重力式コンクリートダム♪

これはアピールしないとね。