高山ダム 見学 その7

水資源機構の旗がぱたぱたしているのを見つつ
管理所玄関に向かいます。

玄関をはいってすぐのところに「ダム水源地ネット」があるのを見つけて
つい読みふけっていると中の扉が開きました。

「あ。今日のダム見学の方ですか」
「あ、はい。そうです。お疲れ様です。」
「では行きましょうか」

自己紹介するのもパスしてしまいましたが
カメラに三脚で待ち受けていたので認識していただけたようです。


「どこをご覧になりたいのですか」
「オリフィスゲート室と下流から見上げるのと、後、お時間ありましたらプラムラインとか・・」
「わかりました」

話が早い早い。

案内をしてくださるのは高山ダム管理所の所長様。

急勾配の階段を降りて堤体へ。

天端に到着してまずはクレストゲート室。

入ってすぐ巻き上げ機の糸巻きが堤体に垂直方向と水平方向にあるのが気になりました

「これはなんで横向きと縦向きがあるんですか」
「こちら(手前)は常用洪水吐のゲートで・・」
「あ、オリフィスの制水ゲートなんですね」
「そうです。奥のはクレストゲートの巻き上げ機です」


一部屋になっているとまるで豪雪地帯のダムのようですが
高山ダムの周辺は豪雪というほどは降りません。
奈良市内よりはずっと降りますが。



天端に移動してエレベーター棟へ。

エレベーターの中でダムの図面を発見。


「高山ダム監査廊案内図 1/500」


見学コースはB1でプラムラインとオリフィスゲート室。
B2でプラムライン正・逆両方と右岸下流側に連れて行っていただく事になりました。


監査廊の壁に今は使われなくなった古い機械が埋設してあったりします。
なんだか奇妙にカッコよくて撮ってしまいました。
廃墟系の性でしょうか。

プラムライン室をこそっと見せていただいた後オリフィスゲート室へ。


先行される所長様、足が速い。
私が亀なだけですが。

オリフィス2号ゲート室の階段。
いかついあの導流壁の下にいるのだと思うとわくわくします。


そして眼前に現れるオリフィスのテンターゲート。
常用洪水吐です。

ゲートの大きさは6.75×6.75m。
これが4基あります。


そして窓。

これが見たかったのです。
外からは気づきませんでしたが窓には開けるな!のシールが貼ってありました。

夜にこの窓をじーっと見ていたのです。
放流しているという知らせがあった夜にやってきて
オリフィスから放流していなくてホロージェットから出ている水を暗闇の中に見ながら
この窓の中のランプが気になって仕方がなかったのです。

その機器も間近で見ることができました。


見学時間は1時間。
大急ぎで次の場所に移動です。
監査廊はこの通りカラッとしているB1です。