高山ダム 見学 その5


天端を渡りきって右岸に到着。管理所が上に見えています。
堤体から最短距離で行ける管理所への階段はものすごく長いです。
天空の管理所と呼びましょう。


そして立派なダム名碑。
今は水資源機構になってしまいましたが当時は水資源開発公団。
文字が誇らしげですね。

 
ダム諸元。
アーチ重力式コンクリートダムと書かれています。
建設は大成建設と奥村組。


右岸の展望スペースから。
ほんとに良いアーチっぷりです


ダム協会のフォトコンテストに応募しようとして何度も訪れていますが
天端レベルからこの堤体を見るたびに思うのは
“下流側から見上げたい” という事でした。

こんなにカッコいいんだから
絶対、下流側から見たら物凄いはず

下から見たいよ

普通に見学するだけではどうしても見たい位置からみられない堤体。
展望スペースから最高の姿が見えるダムもありますがここはそうじゃないと思っていました。


管理所の下にある右岸展望スペース。
奥には慰霊碑もあります。


ここにも説明板。
水質改善の取り組みを説明するものでした。


こちらからはより水面に近い位置で上流側を見ることができます。


水位ゲージです。
今は冬。
つまり常時満水位。

にしてはすごく水位が高い。

発電ダムじゃあるまいしなんでこんなにお水があるんだろうと不思議になりました。

下流側も普通に河川維持放流を発電分で賄っているだけでしたし
ここ数日そんなにひどい雨が降ったわけでもありません。
雪はもちろん今年は全国的に不足していますし謎です。