高山ダム 見学 その1

2007/2/12 更新

京都府にある高山ダム。
水資源開発公団が昭和44年に建設したダムです。

形式は重力式アーチでとにかくカッコイイ堤体です。

ダムの北側に通る国道163号からのほうが道が広くアクセスしやすいです。


国道163号の「高山ダム」の標識を曲がってすぐ
ダム下流の川を橋で渡ります。
この橋の左岸にあるのがこの説明板。

関西電力の大河原発電所の説明板です。
大河原発電所はとても歴史の古い発電所です。


対岸の大河原発電所です。
後ろの山の向こうから取水しています。


これは大河原発電所に取水している取水堰。
石張りで魚道もあって越流しているときはとっても奇麗です。
堤体の右後方に大きな取水ゲートが潜んでいます。

大河原発電所取水堰を過ぎて少し進むと左の川側に降りていく道が現れます。
高山ダム下流側にある関西電力の高山発電所に行くための管理道路です。


管理道路を進んでいくと高山ダムに到着します。

カッコいいですね♪ 


どんどん近付いていくと堤体下流側にこんな遺構があります。
発電所の放水ゲートとは別なので多分堤体建設時の仮排水トンネルではないかと思われます。

ゲートがあるのでここまでしか近づけません。
発電所併設型の堤体にありがちな構図。
せめてそのクレーンがなければ愛でられるのに。