粕川の発電所と高橋谷ダム 見学 その3


河合発電所を通って小宮神取水堰堤で取水されたお水が次に到着するのが小宮神発電所。
徒歩でてくてく移動です。
小さな一尾根超えるだけですからすぐ到着するはず。


途中にあったバス停。
『小宮神』
“こみかみ”じゃなくて“こやみかみ”と書いてますね。
地元では“こみかみ”と発音するのかな♪と思ったり。


狭い道路です。
特に狭いこのあたりで向こうから10tダンプが来るのが見えてひるみました。
わんこのお散歩をしている人が目の前にいたし。

でもダンプの運転手さん、とても気を使ってゆっくり走行してくださったので
すれ違う時も危なくありませんでした。
対向車がいたら涙目になったと思いますが。
ここはきっと視界が開けた所で先の状況を見つつ
野生の勘で対向車との距離を測りつつ通過することが必要。


そんな特に細い道路の下に水圧鉄管です。

小宮神発電所♪


立派な水圧鉄管が発電所につながっています。
小宮神取水堰堤のお水が到着しています。

これが小宮神発電所か〜♪
100歳になった発電所なんだな〜。
改修されているけど現役だ。

やっぱり現役が一番。
働いているのが一番素敵。

中日新聞の記事によると
2008年12月8日に小宮神発電所で操業100年記念式典が行われたそうです。
小宮神発電所は1908年12月7日操業を開始したそうです。


西濃の暮らし支え100年 小宮神発電所で記念式
  2008年12月9日10:34 中日新聞
小宮神発電所は岐阜電気(当時)の岡本太右衛門氏によって建設。
当時の出力は300キロワットだった。
昭和に入り各地に規模の大きい発電所が建設されると、小宮神発電所が産業に果たす役割は減少。
次第に地元住民の生活用電力源として利用されるようになった。


そして小宮神発電所の下流にまたまた取水堰堤。


これは新しいですね。
ラバーダムです。
名前は粕川取水堰堤。

河合発電所の水車を回し、小宮神発電所で水車を回したお水は
この粕川堰堤で取水され次に高橋谷ダムに送られます。