帝釈川ダム 見学 その1

2017/10/31 更新


中国電力様の帝釈川ダムは今まで行こう行こうと思っていたけれど
少し手前の新成羽川ダムまでは行っているのに未踏のダムでした。

まず、ダムのすぐ横まで車で行けない。
遊歩道をずっと歩かないとたどりつけない
ということは聞いていたので
とりあえず現地のパーキングを目指します。


帝釈川ダムを示す看板はなくとも
帝釈峡と帝釈川ダムの貯水池、神龍湖を示す看板は
道中たくさん出ているので迷わない。


看板に従って進んでくると
いかにも観光地の風情がある駐車場に隣接した商店ゾーンに出てきました。


ここで車を止めて周辺の観光地図を確認します。
しかし、ダム堤体につながる道を書いてある地図がない。
ダム湖を行く遊覧船で堤体は見られるんですが
いきなりそれを使って上流側だけ見るのはちょっと…。


通行止め情報にクマ情報。
ダム湖上流側への散策路の説明が多いです。
というのも帝釈峡で人気があるのは
貯水池上流側の奇岩や美しい景色の方だからです。


帝釈川ダムの堤体はこの地図でいうと右の端。
この地図では道すら描いてもらっていない…。

隣接する神石民族資料館というところに入ると
徒歩で回る人用の詳しい地図があったのでそれを一部頂き
お土産屋さんの方に行ってお店の方にルートをお聞きしました。


以前は左岸側にダムへ一番近いルートがあったことは
帝釈川ダムに今まで行ったダム仲間からも聞いていましたが
この地図ではそもそもそのルートすら描いていません。

お店の方にお聞きしたところ何年か前に通行止めになって
その後、復旧させていないので今は右岸側の中国自然歩道からしか行けないとのこと。

ここから歩こうと思っているとお話ししたところ
自然歩道の入口までは2kmとちょっとだから
いけない事はないけど自然歩道の入口まで車で行って
その付近に車を停めて歩く方がいいとアドバイスをいただきました。


ということでこのルートを車で進みます。
県道259号線。


最初の大きな分岐は左へ〜。


次のややこしい分岐は右へ〜。
途中に何箇所か細い分岐はあるけど雰囲気で判断してどんどん進む。
お店の方に教えてもらった通りに進む。


10分くらいで到着しました。
道路の横に突然現れるあずまや。


八谷休憩所と書いてあります。


中国自然歩道の案内図発見。
見づらくなっていますが読めないことはない。

ただ、どれだけの範囲を書いてあるんだ!!
と突っ込みを入れたくなるほど広範囲。
右上の貯水池が新成羽川ダム。
帝釈川ダムは中央の左上。
30kmくらい離れていると思うが・・・
どれだけ歩く人を想定しての地図なんだ。

まぁ、帝釈川ダムの水を送っている新帝釈川発電所は
確かに新成羽川ダムのバックウォーター付近に建てられているけど。


こっちはもう半分以上枝葉に埋もれてちゃんと見ることもできない。
自然に負けてる案内図。

とりあえず石灰岩が帝釈川によって
浸食されてできたのが帝釈峡という説明だけは読めた。