耳川水系ダム通砂 ライブ配信追っかけ 令和元年台風8号
2019/8/15 更新
令和元年ですが当然のように今年ももれなく発生した台風がやってきました。
令和になって初めて上陸した台風6号(T1906)は
森と湖に親しむ旬間を直撃してくれやがったので
ぷんぷん ぷんすかしていました。
毎週やってくる台風。
T1908が近づいてきた2019年8月5日の天気図です。
8月6日に気象庁のHPで出た台風予想進路。
九州を斜めにぶっちぎるコースでした。
川の防災情報のXrainはこんな感じ。
拡大したところ。
宮崎県がー
耳川がー
高解像度降水ナウキャストの画面です。04:05です。
JTWC 米軍の予想ではこういうコースで進むとの事。
と、こんな風にスクリーンショットするべきサイトを
とにかく駆け足でだーーーーーっと記録しまくる
ダム愛好家の行動例。
こういう定型作業自動でやってくれるプログラム
最近開発されているらしいけど
安価で一般の人でもできるもので
売り出されないもんかなぁ…と思いつつ
とりあえずひたすら手作業。
08:25宮崎県に上陸しました。
ここでこちらの九州電力様のwebサイトが記録対象に加わります。
耳川水系ダム通砂関連情報のページです。
普段はライブ情報を出していませんが
通砂を実施する時だけはライブで情報を出してくださるのです。
まず、今回来ている台風8号(T1908)で通砂が実施されるお知らせ。
テキストで配信されます。
メールで伝達されるようにしておくと見逃さない。
ダム放流情報を開くと現在放流を実施しているダムが示されます。
放流しているダムを選ぶとこんな風に貯水位とダムのリアルタイム模式図が見られるのです。
やっぱりこのタイプ、一番わかりやすい。
貯水位がどれだけ上がっているか一目瞭然。
うわーっ!
うわーっ!
常時満水位にあと80cmしかない。
しかも今からガンガン増水するわけで
西郷がんばってーっ!!
そしてこれが大変貴重なライブ映像。
5秒おきに自動更新されます。
うっかりすると見入ってしまうので注意必要。
耳川水系の九州電力様のダムでしんがりを務める大内原です。
しっかり水位を下げきって今からの増水を迎え撃つ準備万端。
上椎葉閣下の次に控える岩屋戸の次に位置する塚原近衛兵団長は
華麗にQin=Qoutでぴったりあわせております。
支川の諸塚はきっちり中空重力式で堤体が描かれているのが良いです♪
常時満水位まで2.9m。
諸塚、がんばるよーっ。
台風の本体降雨が耳川の真上にきました。07:25の高解像度降水ナウキャスト。
08:50の西郷の様子。
05:30の流入量の倍以上の水が来ているのに
きっちり放流量が追いついているので
貯水位もほぼフラット。
綺麗だーっ。
三類のダムの美しい操作だーっ。
両脇だけでなく中央の新しいゲートも開いてまーす♪
行け行けいっけーっ!
通砂だーっ!
しかし
この後、一気に速度を上げた台風8号、雨域を引き連れ長崎県の方へ。
雨域が宮崎県から徐々に離れ始める09:20頃。
お昼前、耳川のしんがり、大内原で減水に。
あ、もう晴れてる。
映像がすごくクリア。
ダム通砂、中止のお知らせが出ました。
仕方ないです。
お水は絶対に無駄にできません。
ここからはしっかり貯水に向けてゲートイン操作です。
また運よくお休みと通砂実施が重なるようなことがあれば
しっかり記録してモニターの前で応援したいと思います。
とかいっていたら次々台風発生する今年の夏。
耳川の通砂にも期待したいけど
それより東北で渇水が大変なので
平成7年の悲劇が繰り返されないように程によく
まずは東北に雨が欲しいです。
九州から素敵なもの届く♪
7月にありがちな悲しいお知らせ
電力会社様の人事異動の頃
お世話になっている方がお送りくださった宅急便の箱を開封
なんと!!
山須原ダムの通砂対策工事定礎式の記念品のおすそわけ!!
さらに中に入っていたのは…
あの
西郷ダムパークのサイクロピアンコンクリートと同じく
永い間、西郷ダムの中で頑張って仕事をしていた巨石で造られたぐいのみ!!
貴重な個人蔵の品物をお譲りくださったのです。
ありがとうございます。
大事に大事につかいます。
通砂のライブ配信の時にノンアルコール飲料入れて
ちびちびしながらスクリーンショットしつつ使わせていただきます。
さすがにお酒飲みながら記録はできません。
大好きなぎうにうはやめておきます。
根本的に違う気がするので。