祐延ダム放流 その2


まず最初に行きましたのは横江頭首工です。
常願寺川を見るなら絶対にはずせない要の施設。

黒部川の愛本堰堤と常願寺川の横江頭首工
いずれも堤高は15.0m以下ですが渓谷の出口に設けられ
扇状地に切り替わるポイントに作られています。

ここから右岸左岸に広がる水路は見ていて幸せな気持ちになるくらい素敵。


そして堤体。

ローラーゲート部のスポイラーで綺麗に分けられた水
固定堰を越えて落ちる水
いろんな水の表情が見られます。

そして水量が多いのでホントにド迫力。
いつ来ても凄い岩がごろごろだし
これが常願寺川だと教えてくれる水量と岩。

堤高が14.1mというのが信じられないです。
もっともっと高いように見える。


横江頭首工の次に行きましたのは小俣ダム。
有峰に来たらまず行くのはここです。
林道のゲート手前で行きやすいし可愛い&カッコいい。
天端が右岸側でダム湖側に折れているのでコンパクトに見えるマジックあり。


下流側に少し張り出しているだけで
雨よけになるこの部分のコンクリートのコントラストも好き。


右岸まで来ると実は天端が長い事に気づく小俣ダム。
現在地、小俣ダム建設時に作業する方の宿舎があった高台。


左岸のプラントの下の草をかき分けてフェンスまで進むと
堤体の横にこんなに大きな空間があります。
小俣ダムの発電所スペース。

小俣ダムは堤体と一体化した発電所を持っています。
小俣ダム発電所。
下流にある小俣発電所とは別の物です。


続いてやってきましたのは北陸電力の王者・有峰ダム。
一か月前に来た時は水位Maxだったので少し水位が下がっています。
頑張って発電したからお水減った。
でもまだまだいっぱい♪
さすが王者のダム湖。


有峰ダムは一年に一度だけ見学会があります。
今年はたくさんのダム仲間と一緒に見学しました。
やっぱりここから見ると迫力が全然違うし
来年も見学会が開催されるようにお祈り。