菅沢ダム 見学 その3
ヒマラヤスギに眺望を邪魔にされたのが減点の展望台から降りてきました。
堤体上流面の天端下にこんなにでっかく名前が入っています。
堤体のすぐ傍からは見えにくいですが
菅沢ダムのダム湖はぐいっと曲がっていて
ダム湖を挟んで対岸の国道180号からこの文字はすごくよく見えるようにできています。
お水がいっぱいになってきたら国道から見えるのはダム湖と天端だけ。
文字があればよそから来た人にでもダムがあるんだなとよくわかると思います。
そしてクレストの非常用洪水吐きゲート。
直轄ダムなのにゲート1門で勝負をかける
最近のダムではクレストは自由越流式のゲートレスが主流です。
菅沢ダムの非常用洪水吐きゲートは1門だけ
そして常用洪水吐きゲートも1門だけ
直轄ダムの使命は治水
このダムはこの設備で水に挑む
こ、このカッコよさをどう表現したらいいんだろう
自分がなぜここにこんなに惹かれるのかをどう表現したらいいんだろう
巨大な100m超級で貯水キャパシティも広くゲートもフル装備のダムがMi-24D(ハインドD)だとしたら
このダムはOH-1(ニンジャ)だ
うまく言えてないかも・・・
眺望を邪魔した左岸のヒマラヤスギの足元から天端を。
だいぶ明るくなってきました。
そして明るくなると目立ってくるのが右岸にある謎の塔。
青蓮寺ダムのモニュメントみたいですがでかさがケタ違い。
天端に戻って下流側を見下ろします。
河川維持用の放流をしていました。
角度を変えて。
やっぱりカッコいい♪
常用洪水吐きのゲート室の屋根がスキージャンプ台です。