須川ダム 見学 その5
そのちっちゃい橋を渡る時に堤体の端っこにまた素敵な物を見つけました。
フロートです。
「わぁ♪かわいい。これ、何に使うものなんですか」
「?・・・なんでしょう」
職員さんもご存知のないものでした。
繋留している場所が松の木の下なので落ち葉が積もっていますが
現役のフロートです。
「すいません。僕、まだこの職場に来てから日が浅いので」
「あ、いや、すみません。なんでも面白がる性質なので」
作業用の何かなんだと予測。
そして天端を左岸から♪
須川ダムの横顔です。
一番端まで下がって天端全体図です。
クレストゲートはやっぱり左岸に凄く寄っていました。
そして気になる下流側を覗き込むと・・・
うわぉぉ!
変わったドームアーチだ
い、いや私が想像していたのと全然違うっていうだけなんだけど
不思議な形だなぁ・・・
ドームアーチという事でイメージしていたのは球面でいえば左の球に示したあたりの曲線。
天ケ瀬ダムや小見野々ダムがこの辺りの曲線を凄く感じられるドームアーチです。
天端部分がぐっとせり出している形。
しかし須川ダムのドームは右の球で示したあたりの曲線に見えるのです。
とても不思議な感じ。
堤体下流の設備はこのようになっています。
天端の幅は2.5m。
コンパクトな堤体なので監査廊はもちろんありません。
そしてプラムラインの管は堤体から外に出ていました。
アーチだなぁ〜。