新宮ダム 見学 その1
2007/7/18 更新
2007年7月
森と湖に親しむ旬間のイベントを楽しみにしていた時
梅雨前線に台風が後押しという最悪の事態が起きました。
程よく降るという事を知らない豪雨が九州を襲い各地に土砂崩れや浸水被害が出ました。
しかし、台風が来るまで見事に梅雨前線が避けていた
『四国のいのち』 早明浦ダムに台風は水をもたらし満水になりました。
もともと愛媛側に石鎚山脈があるために
早明浦ダムは西から東に進んでくる梅雨前線の時期には水不足になりがちです。
南から雨がやってくる台風には劇的に強いです。
今回も例にもれず梅雨前線には見放されていましたが
7月に訪れた台風としては観測史上最強と言われた雨台風で
貯水量30%まで落ち込んでいたのを100%まで回復しました。
台風4号で劇的な回復を見せた早明浦ダムに
お疲れ様を言いたかったという気持ちが強かったのでしょう。
家を出るときまでは富山に行こうと思っていたのですが
気がつけば高松道で朝を迎える無計画。
自宅では家族が「うちのバカたれが富山に行った」と信じていて
同じ日に起きた新潟県中越沖地震に遭遇していると思い込み
無事に帰れるかと心配していたと帰宅後知りました。
ごめんなさい。
夜っぴて高速を飛ばしやってきました。
今度、四国に来たらエンペラー早明浦の四騎士の残り二基(←擬人化満開)
新宮ダムと柳瀬ダムを落としておかねばと思っていました。
富里・柳瀬・新宮の銅山川三騎士と吉野川の守護・池田で四騎士。
ダム横の国道は2度通ったことがあるのですが
鉱山施設の取材と豊稔池の誘惑と時間制限で
いつもパスしていた二基です。
銅山川と馬立川の合流点。
上流の富里・柳瀬・新宮の3ダムが洪水調節後の放流を行っている
銅山川からの水が上の濁った流れになります。
下から来ている澄んだ水は馬立川の水です。
新宮ダムはこの川の合流点から上流に4kmです。
狭い国道は台風の名残で枝や葉っぱが降り積もり
大変な様相を呈していました。
安全運転で進んでいくと分岐が突然やってきました。
←新宮ダム展望所
←新宮ダム
これでどっちに行くかと言えば
当然 堤体。
という事で下り道を選んで進むと看板が出てきました。
可愛い看板ですね。
少し進んで堤体に到着。
わんこのお散歩に来ている地元の方が一人いらっしゃいました。
そして洪水調節後でゲートを開けているのが見なくても水音でわかります。