大滝ダム ライトアップ2010 その1

2010/8/30 更新


奈良県の大滝ダムに来ております。

2010年、森と湖に親しむ旬間から試験的にライトアップをしているという情報を
大滝ダムに近い道の駅の張り紙で知り、ライトアップ最終日に駆けつけました。

しかし

ここに到着する間に既に物凄い雨の下を通り抜けてきました。
その雨が今からここにやってくる事が予想されました。
すでに頭の上では雷がごろごろ鳴っています。

ライトアップは20:00からという事で車の中でしばし待つ。
そうしていると物凄い雨がやってきました。

あまりの降りっぷりにこれは今夜のライトアップはないかもねーと
ほぼ諦めモードで待っていたのですが・・・
19:00過ぎて雨脚が弱まってきました。


予定時刻よりやや早い19:30過ぎ。
普段は多分真っ暗の天端左岸の広場です。


天端の照明が点きました。
右岸の黒部ダム建設現場からやってきた移動塔も浮かび上がっています。


三脚も装備ですが単焦点レンズに付け替えて天端に進みます。


大滝ダムの12mの幅の天端は本当に広くて
突出物がなくて美しいです。
コーンがちょっと興を殺ぎますがそれは安全対策で仕方ないです。


下流を見下ろすと堤体を照らすライトがこんな風に。
これはライトアップ用というよりは純粋に洪水調節時にゲート部分を見るための設備です。
降雨時にはこんなにクリアに見えることはありません。
ゲートに異常がないか
放流状況に異常はないか
この大光量のライトでしっかり照らし出すのです。


天端中ほどまでやってきました。
クレストゲートの上です。


下からすごい光が届いていますが天端から見るとこんなに暗いです。


覗き込むとゲートピアを照らし出す鋭い光が。


副放流工を照らすライトは二色ですね。
水銀灯とナトリウム灯の色だなと思いました。