大野ダム見学 その1

2004/2/16 更新

京都府のダムでやっぱり有名なのは天ヶ瀬ダム。
琵琶湖から唯一流れ出る川である瀬田川に作られたアーチダムです。
いつも琵琶湖のお水を受け止めて満タンだしアーチはやっぱり目立つしカッコ良いからでしょう。

そして最近できたばかりの日吉ダム。
デザインのカッコ良さも堤体のでかさもとにかく近未来的でおしゃれですごい堤体です。
ループ橋は減勢工の上にあって反則級の美しさです。

日本ダム協会様が募集している写真コンテストに洒落で応募してみようかな♪
などと身の程知らずな事を企み、目をつけたのは天ヶ瀬ダムでもなく日吉ダムでもなく
重力式アーチで国内一のカッコ良さと思っている高山ダムと
ダムが別に好きでもない人が通りすがりに見て『夜雀さん好みでしたよ』と知らせてくれた大野ダムでした。
どちらも京都府のダムですが高山ダムは京都の南の端。大野ダムは京都の真ん中辺り。

と、いうわけで寒風吹きすさぶ中、大野ダムのある京都府北桑田郡美山町に向かいました。


舞鶴若狭自動車道をぶっ飛ばして綾部ICで降ります。
ここからダムまで20kmあまり。


ダム看板を目指して走ってくると見つかりました展望台。

大野 ダム湖周辺の公園整備はすばらしいとの事。
春の桜祭りに秋の紅葉祭り。

展望台からわくわくして堤体を見に行くと...


その名所の桜が育ちに育って30年物に成っているお陰で展望台から堤体が見えへん...。


展望台の上をうろちょろしていると風雪に汚れきった説明板なんかあったりします。
雪深いところですから仕方ないのかも。


展望台の縁の柵を乗り越えて立ち入り禁止の柵も乗り越えて堤体絶景ポイントを探します。
これは昔使われていたであろう階段。転落しそうな急勾配で立ち入り禁止。


何とか桜の枝と電線の間を受けるポイントを発見しましたが
肝心の導流壁部分が隠れちゃってだめでした。
桜満開の時にはこれってかなりいいポイントだと思いますが
冬枯れの時期には悲しいばかりです。